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『ジュラシック・ワールド: 新たな始まり』恐竜は短く、物足りなさは長い[MKムービー]

YANG Soyeong
入力 : 
2025-07-02 10:13:43
修正 : 
2025-07-02 10:23:04
『ジュラシック・ワールド: 新たな始まり』写真|ユニバーサル・ピクチャーズ
『ジュラシック・ワールド: 新たな始まり』写真|ユニバーサル・ピクチャーズ

『ジュラシック・ワールド』が新たに帰ってきたが、物足りなさだけが残った。恐竜を期待していたが、魅力のないストーリーとキャラクターで力を失った。

『ジュラシック・ワールド: 新たな始まり』は、地球の最上位捕食者となった恐竜たちが人間の世界に出てきた5年後を描いている。人間と恐竜の危うい共存が続き、製薬会社は新薬開発のために陸、空、海を支配する巨大な恐竜のDNAが必要になる。

この不可能なミッションを遂行するために、ジョラ(スカーレット・ヨハンソン)とヘンリー博士(ジョナサン・ベイリー)、そしてダンカン(マハーシャラ・アリ)が恐竜を追跡し、地球上で最も危険な島に到着する。彼らはそこで閉鎖されたジュラシック・パークの研究所が隠していた衝撃的な真実に直面することになる。

『ジュラシック・ワールド: 新たな始まり』写真|ユニバーサル・ピクチャーズ
『ジュラシック・ワールド: 新たな始まり』写真|ユニバーサル・ピクチャーズ

『ジュラシック・ワールド: 新たな始まり』は『ジュラシック・パーク』の第7シリーズであり、『ジュラシック・ワールド』の第4作品である。シリーズ累計興行収入は600億ドル(約8兆4000億ウォン)を記録した。『ジュラシック』の世界観を創造したハリウッドの巨匠スティーブン・スピルバーグ監督がプロデューサーとして参加し、『ゴジラ』『ローグ・ワン: スター・ウォーズ・ストーリー』『クリエイター』のギャレット・エドワーズ監督がメガフォンを取った。

ハリウッドスターのスカーレット・ヨハンソンも原作ファンであり、出演をためらわなかったほど多くのファンを持つシリーズだ。そんな『ジュラシック・ワールド』が新しいメンバーたちと共に帰ってきた。

しかし、期待が大きかったのだろうか。恐竜のいる島に行くまでにいくつかのキャラクター紹介が続くが、それぞれの魅力を感じるのは難しい。さらに、それを解決する過程もかなり退屈に感じられる。予想可能なストーリーに迷惑キャラクターもいて、いろいろと物足りない。

何より『ジュラシック・ワールド』で期待されるのは恐竜の活躍だ。しかし、思ったほど恐竜の出番が多くないと感じる点がある。島に到着するまでにほぼ1時間かかる。アクションも思ったほど多くない。

もちろん、恐竜が登場する時は目を奪われる。CGで生まれたにもかかわらず、不自然さがなく没入感を高めている。恐竜に驚きと恐怖を感じる瞬間をうまく表現している。一方、突然変異恐竜のビジュアルは好みが分かれると思われる。

2日公開。12歳以上観覧可。ランニングタイム133分。

[ヤン・ソヨン スタートゥデイ記者]

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