
俳優イ・ソイの突然の死の知らせが遅れて伝えられ、ファンはもちろん、同僚たちも大きな衝撃を受けた。享年43歳。
先月1日、故人のマネージャーと名乗るA氏を通じて悲報が伝えられた。何より故人がこの世を去ってから10日以上が経過していたため、残念さが増した。
A氏はこの日、故人のソーシャルメディアアカウントを通じて「イ・ソイさんが6月20日にこの世を去りました」と故人の訃報を知らせた。
続けて「故人のご両親に代わってお伝えします」とし、「輝かしく、美しく、可愛く、優しいお姉さんが天国の星になってこうして残ります。お姉さんが美しい場所に行けるように祈ってください」と付け加えた。
ただし、故人の正確な死因は明らかにされていない。
イ・ソイは2013年にMBCドラマ『九暗ホジュン』で演技活動を開始し、正式デビュー作は2014年に放送されたSBSドラマ『清潭洞スキャンダル』である。その後、映画『ザ・キング』『マダム・ペンドク』『キリング・ロマンス』『ハイジャック』などに出演し、フィルモグラフィーを積み重ねていった。
特に『キリング・ロマンス』では、俳優コンミョンが演じた「ボム」の姉役として登場し、強烈な印象を残した。
舞台でも活発に活動していた彼女は、演劇『グッドドクター』『変わった人々』などを通じて安定した演技力を披露し、最近では5月に終了したtvNドラマ『離婚保険』に出演し、継続的な活動を続けていた。演技に対する情熱が誰よりも大きかったため、さらに衝撃を与えた。
故人は演技の他にもフローリストとして活動し、花屋のSNSアカウントも運営していた。そのアカウントには、知人との親しい日常、花を扱う温かい姿、明るい近況が収められており、さらに残念さを増している。
また、韓国外国語大学でチェコ・スロバキア語を専攻し、演技活動とともに釜山大学大学院で学問にも力を入れていた。
突然の悲報にネットユーザーたちは「嘘だと思った」「フェイクニュースじゃなかったの?」「つい最近まで放送で見たのに」「持病があったのか?」「明るい姿が印象的だったのにとても残念だ」などの反応を見せている。
一部では「何と言えばいいのか…慎重にならざるを得ない」「詳細な死因が公開されていないため、早急な推測は控えるべきだ」「一体何が起こったのか…でも待っている」「家族や知人を配慮して故人を静かに追悼しよう」という声も続いている。