ブラックボックスに映ったアイドルグループメンバーのプライベート映像を口実に脅迫し、金銭を奪ったレンタカー会社の社長が執行猶予付きの実刑を言い渡された。
18日、法曹界によると、仁川地裁刑事14単独は恐喝の疑いで起訴されたレンタカー会社の社長A氏に対し、懲役8ヶ月、執行猶予2年を言い渡し、120時間の社会奉仕を命じた。この判決は確定した。
裁判所は「被告が被害者から奪った金額の相当額を返還した点などを考慮した」と量刑理由を述べた。
A氏は昨年2月、20代の女性アイドルメンバーB氏に車両を貸し出した。その後、返却された車両のブラックボックスを確認していると、B氏が他の男性アイドルグループメンバーとスキンシップをしている場面を発見した。
A氏はプライベート映像を口実にB氏に「昨日、車の後部座席で何をしていたの？あまりにもひどくないか？」というメッセージを送り、「車を買うのに4700万ウォンかかったから、その半分をまず渡してみろ」と現金を要求した。
さらにB氏に「それはリアルタイムで録音されているものだ」とブラックボックス映像に言及し、金を渡さなければ外部に映像を流出させるという態度を示した。これに対しB氏は3回にわたり合計979万3000ウォンをA氏に渡した。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]
