
「白黒シェフ」として大きな愛を受けていたシェフトリプルスター(34・本名カン・スンウォン)が約1年ぶりにレストラン公金横領疑惑を晴らした。
19日、警察によると、ソウル江南警察署は先月初め、トリプルスターの業務上横領の疑いについて、嫌疑なしと判断し不起訴決定を下した。
江南署は昨年11月、トリプルスターが運営しているレストランの公金の一部を抜き取ったという彼の元妻の主張に関連して、ネットユーザーからの捜査依頼が国民新聞庫を通じて受理され、調査に着手した。
トリプルスターは昨年9月に放送されたNetflixの人気バラエティ番組「白黒シェフ」に出演し、最終的に3位に入った。大きな愛を受けていた中で、該当の疑惑が提起され、大会活動を一時中断した。
トリプルスターはこの日SNSに「過分な愛を受けていた昨年の今頃、元妻が告訴した業務上横領疑惑に関する結果が出た」とし、「昨年9月、ソウル江南警察署から不起訴(嫌疑なし)捜査結果を通知され、最近検察で嫌疑なしの決定が確定した」と明らかにした。
続けて「私は携帯電話のフォレンジックなどを通じて反論できる証拠も確保していたが、事実でないさまざまな憶測に沈黙を守ってきた。その反論は公人ではなく元妻の個人的な内容が含まれるしかないが、元妻の新しい生活に影響を与えたくなかったから」と付け加えた。
さらに「ただし、インターネット上で根拠のない噂を基に悪意的に非難する文章については、法的手続きを通じて対応する」と強調した。
また彼は「最後に、昨年1年間レストランを訪れてくださり、応援してくださったすべての方々に心から感謝申し上げる」とし、「『白黒シェフ』を通じて得た多くの支持と愛、そして昨年1年間の長い法的闘争で得た教訓を基に、少しでも良いシェフに生まれ変わるために自分の場所で最善を尽くす」と述べた。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]