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[インタビュー①] ‘百回の思い出’の新鋭、シン・イェウン「友情より愛が重要だったのに…」

KIM Soyoun
入力 : 
2025-10-20 07:00:00
修正 : 
2025-10-20 07:27:27
女優シン・イェウンが‘百回の思い出’への愛情を表明した。写真| エンピオ
女優シン・イェウンが‘百回の思い出’への愛情を表明した。写真| エンピオ

“‘百回の思い出’を通じて演技的にも、人生についても多くを学びました。”

女優シン・イェウン(27)は最近、ソウル市江南区のカフェでJTBCドラマ‘百回の思い出’(脚本:ヤン・ファスン、キム・ボラム、演出:キム・サンホ)の終了を前にマイデイリー・スタートゥデイとのインタビューを行った。

‘百回の思い出’は1980年代の100番バスの案内嬢コ・ヨンリョ(キム・ダミ役)とソ・ジョンヒ(シン・イェウン役)の輝かしい友情と、二人の友人の運命的な男性ハン・ジェピル(ホ・ナムジュン役)を巡る切ない初恋を描いたニュートロ青春メロドラマである。

‘百回の思い出’と共にディズニープラスの‘タクリュ’も同時に終了を迎える中、シン・イェウンは“時間がとても早く過ぎ去った。もう終了だなんて気分が本当に変だ”とし、“毎回作品を終えるが、毎回新しい。今回は‘タクリュ’と‘百回の思い出’の二作品が同時に終わる。初めての経験だ。見逃したことはないか、学んだことは何か、自分を振り返り次の段階に進むのに大きな助けをくれる作品たちに感謝している”と語った。

シン・イェウンは清雅運輸に彗星のように現れた新入案内嬢ソ・ジョンヒ役を務めた。事故で両親を失い、ギャンブル好きの兄の暴力に耐えながら生きてきたソ・ジョンヒは、才能もあり、楽しさも持つ人物で、率直だが誰よりも愛を渇望する複雑な内面を持つ。

シン・イェウンは‘百回の思い出’を通じて多くを学んだとし、“演技的にも、人生についても多くを学びました。人々と‘あなたはどう思う?’と話をたくさんしました。私が正解ではないから。生きてきた人生が真っ直ぐな人と曲がりくねった道を歩んできた人々の話を聞くと、私という人がどう進めば良いのか多くを学びました”と述べた。

また、“チュ・チャンミン監督にお会いしたかったが、今回は‘タクリュ’でお会いした。作業をしながら‘私の分析がこれで終わりなのか?もっと開かれた心と思考を育てなければならないのか?’と自問自答する時間を学びました”と語った。

‘百回の思い出’はコ・ヨンリョとソ・ジョンヒのウーマンスが輝いた作品である。シン・イェウンは“ジョンヒは自分よりもヨンリョをもっと好きな人物”と分析した。

また、“セリフが長く、シーンが長いとどう解決するか悩む。しかし今回はシーンが長くてもヨンリョと一緒にキャンプをする気分だった。これが友情を示したようだ”とし、“ジョンヒは持っていないものを持っている人ではないか。人生の苦難はあっただろうが、ジョンヒが見たヨンリョは汚れもなく、皆に愛される人である。いつも開かれた心で近づくことができ、憧れの存在”と付け加えた。

そして“第1部からジョンヒの人生を生きてきた者として、6部までヨンリョと呼吸しながら友情というものをより深く知ることができた”とし、“ヨンリョはジョンヒの人生において初めてで最後の幸せであることを手放したくなかったのだろう”と説明した。

シン・イェウンは今回の作品を通じて愛と友情について悩むようになったと明らかにした。写真| エンピオ
シン・イェウンは今回の作品を通じて愛と友情について悩むようになったと明らかにした。写真| エンピオ

ソ・ジョンヒはコ・ヨンリョとの友情のためにハン・ジェピルへの気持ちも断ち切る。実際のシン・イェウンはどうだろうか。彼は個人的に愛と友情のどちらが重要かという質問に“元々バランスゲームでは私は友情と愛の中で愛だった。しかし友情から来る幸せと安心感を深く知るようになり、考えてみることになると思う。今の瞬間には愛とは言えない人になった”と答え、注目を集めた。

ソ・ジョンヒが夢見ていたミスコリアへの挑戦にコ・ヨンリョも飛び込んだ。これについて彼は“善意の競争が友情をより強固に築くことができることだと思った。ミスコリアはその時代に話題で重要な姿なので、しっかり準備しなければならないと思った”と明らかにした。さらに“振り付けやウォーキングの練習が不自然で難しかった”と苦労を吐露した。

また、ミスコリアのヘアスタイルの考証が不十分だという視聴者の意見については“いろいろと多くの試みをしました。この作品はその時代自体を表すのではなく、現代の洗練されたものを複合的に混ぜて表現した作品なので、視覚的なものよりも人物の感情に集中する方向で決定しました”と述べた。 ([インタビュー②]に続く)

[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]

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