
俳優のペ・ジョンナムが愛犬を見送って悲しみに沈んでいる。
先月29日に虹の橋を渡ったベルとペ・ジョンナムの別れの様子が、19日に放送されたSBSのバラエティ番組『ミウナイ』で描かれた。
ペ・ジョンナムはこれまで個人のSNSやバラエティでベルのリハビリ過程を公開してきた。2022年に急性頸椎ヘルニアの手術を受けたベルは奇跡的に健康を回復したが、最近は悪性腫瘍である筋肉癌の手術を受けた。その後、突然心臓麻痺でこの世を去ったという知らせが伝えられた。
ベルが去ったという事実を聞いたペ・ジョンナムはリハビリセンターを訪れ、涙を流し続けた。彼はベルを抱きしめて「起きてくれ、寝てるのか」と言った後、「パパがごめん。もう少しだけいてくれ。よく頑張ったね」と泣き崩れ、見る人々を切なくさせた。
VCRを見守っていたソ・ジャンフンは「(ペ・ジョンナムが)ドラマ撮影中に知らせを受けたそうだ」と言い、「リハビリセンターに預けて遠く離れていたので直接会えなかった。(リハビリセンターの)院長がビデオ通話をつないで別れの挨拶をしたそうだ」と明らかにした。
葬儀場に到着したペ・ジョンナムは「ベルを見送るのが人生で一番難しいことだと思う」と言い、「生きていてこんなに泣いたのは初めてだ。幸いにも痛くなく行った」と語った。
続けて最後の挨拶をしながら「ごめんね、パパが。元気でね。ありがとう、愛してる。行ってゆっくり休んで、痛くないで。私のところに来てくれてありがとう。たくさん愛してる」と涙を流した。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]