麻薬使用の疑いで捜査を受けていた俳優イ・ソンギュンの捜査情報を漏洩した疑いで裁判にかけられた検察捜査官が初公判で「公務上の秘密ではない」として容疑を否認した。
公務上の秘密漏洩などの疑いで起訴された仁川地検の捜査官A(44)氏の弁護士は19日、仁川地裁刑事14単独公ウジン裁判官の審理で「事実関係はすべて認めるが、法理上の関連法違反事実は認めず否認する」と述べた。
その上で「(被告は)個人情報を処理する者には該当せず、(漏洩内容は)業務上取得した情報や職務上の秘密には該当しない」と主張した。
A氏は2023年10月、イ氏の麻薬疑惑に関する警察の内偵情報を地域日刊紙記者B氏に2回にわたり伝えた疑いで起訴された。
このメディアは同年10月19日「トップスターL氏、麻薬疑惑で内偵中」という記事を独占報道した。
イ・ソンギュンは2023年10月14日、麻薬疑惑で刑事告発され、3回にわたり警察の召喚調査を受け、同年12月27日に遺体で発見された。
その後、イ氏の麻薬疑惑を調査していた仁川警察庁は京畿南部警察庁に捜査情報漏洩の経緯を確認するように捜査を依頼した。
京畿南部庁は昨年4月、イ氏事件を最初に報道したメディアと仁川地検を押収捜索し、捜査官A氏と記者B氏を不拘束で送致した。
検察は個人情報を提供されたB氏については、個人情報保護法違反罪が成立するために必要な不正な目的などが認められないと判断し、不起訴処分とした。
イ氏の捜査進行状況を含む資料(捜査進行報告書)を記者2名に漏洩した警察官C元警部も記者と共に裁判にかけられ、別途裁判手続きが進行中である。
捜査情報漏洩事件によりA氏は職務から除外され、懲戒関連手続きが進められ、C元警部は解雇されたと伝えられた。
[キム・ミジ スタートゥデイ記者]