イギリスの女優エマ・トンプソン（66）が27年前にドナルド・トランプ（79）アメリカ大統領からデートの申し込みを受けたと暴露した。
10日（現地時間）ドイツのメディア「シュテルン」などによると、エマ・トンプソンは先日6日に開幕したスイス・ロカルノ映画祭で映画「プライマリー・カラーズ」を撮影していた1998年にトランプ大統領から電話がかかってきて、「私の美しい家の一つに泊まるように招待します。一緒に夕食を食べることもできますよ」と提案されたと明らかにした。
彼女は「親切ですね。ありがとうございます。また連絡します」と断ったとし、「トランプとデートをしていたら、アメリカの歴史の流れを変えることができたかもしれない」と冗談を言った。
しかし、エマ・トンプソンはトランプが撮影地の宿泊先の連絡先を知ったことを「ストーキング」と表現した。
エマ・トンプソンは「トランプが連絡してきたその日は、俳優ケネス・ブラナーとの離婚が確定した日であり、トランプもまた二番目の妻マラ・メープルスと離婚していた」と明かした。
当時、エマ・トンプソンが撮影していた映画「プライマリー・カラーズ」はアーカンソー州知事出身のビル・クリントン前アメリカ大統領のホワイトハウス入居と不倫スキャンダルをモチーフにしていた。エマ・トンプソンは劇中でヒラリー・クリントンをモデルにした州知事の妻スーザン・スタントンを演じた。
エマ・トンプソンは「ハリー・ポッター」シリーズのトリローニ教授として有名で、今年のロカルノ映画祭で功労賞にあたるレオパードクラブ賞を受賞した。
