
女優イ・ヨンエがユン・ソクヨル前大統領の妻キム・ゴンヒ夫人と関連があると主張したユーチューバーに罰金700万ウォンの略式命令が下された。
25日、法曹界によると、義務地裁刑事12単独(キム・ギョンス判事)は情報通信網法違反(名誉毀損)容疑で略式起訴されたチョン・チョンス前オープン共感TV代表に罰金700万ウォンの略式命令を下した。
オープン共感TVはイ・ヨンエが2023年9月にイ・スンマン大統領記念館の建設のためにイ・スンマン大統領記念財団に5000万ウォンを寄付した後、「イ・ヨンエの寄付がユン大統領夫妻と関連している」という趣旨で報道した。
その後、イ・ヨンエはその内容が虚偽の事実であるとして、ソウル・龍山警察署にチョン前代表を告訴した。
事件を引き継いだ京畿・楊州警察署は不送致の決定を下したが、イ・ヨンエ側の異議申し立てにより検察に送致された。
義務地検は昨年6月にチョン前代表に不起訴の決定を下したが、イ・ヨンエ側は再度不服申し立てを行い、上級庁であるソウル高検は同年8月に再捜査命令を出し、事件を直接捜査した。
その後、ソウル高検刑事部は昨年3月にチョン前代表を罰金刑で略式起訴した。略式起訴は検察が容疑のある事件について正式な裁判なしに罰金刑などを科すことができる手続きで、通常は軽微な事件に対して行われる。
イ・ヨンエはチョン前代表に対して2億5000万ウォン相当の損害賠償訴訟も提起したが、昨年12月に敗訴判決を受けた。
[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]