コメディアンのキム・ヘソンが先輩故チョン・ユソンへの思いと尊敬の気持ちを伝えた。
キム・ヘソンは27日、自身のSNSに「美味しく食べて行ってください~」という言葉と共に故人との思い出を振り返った。彼は「初めての出会いなのに後輩だと言って私たちのテーブルの会計をしてくれた。その次の年、またその次の年も『ブコペ』で会うと必ず何かを買ってくれた。通り過ぎることはなかった」と故人の温かい人柄を思い出した。
続けて「夫が韓国での生活をしている中で知っている方が亡くなったのは初めてだと言っていた。必ずその方が行く前に忙しくても顔を見に行かなければならないと言った」と、ドイツ人の夫ステファン・ジーゲルも弔問を急いだことを伝えた。



キム・ヘソンは「料理にも先輩の温かさがたっぷりと染み込んでいた。ありがとうございます、先輩」と故人に深い哀悼の意を表した。
キム・ヘソンは2011年KBS26期公募コメディアンとしてデビューし、2018年にドイツ人のステファン・ジーゲルと結婚して家庭を築いた。
一方、故チョン・ユソンは25日午後、肺気腫の症状悪化によりこの世を去った。享年76歳。故人の弔問所はソウルアサン病院の葬儀場に設けられ、葬儀は28日午前6時に厳かに執り行われる。葬儀直後にKBSで告別式が行われ、「コメディ界の大父」と呼ばれたチョン・ユソンの56年の足跡が再び照らされる予定である。
[キム・スンヘ MKスポーツ記者]