G-DRAGONは再び「登場自体が一つの世界観」であることを証明した。さらに8億8千万円の寄付が加わり、すべての瞬間が完成された作品のように感じられた。
G-DRAGONは13日午後、ソウル・龍山区のグランドハイアットホテルで自身のブランド「PEACEMINUSONE」のイベントに出席した。
この日、彼はラッピングされたテスラ・サイバートラックに乗って到着し、ピンク色の宇宙服を着たキャラクターと共にレッドカーペットを歩くパフォーマンスを披露した。




G-DRAGONはバーガンディカラーのオーバーサイズダブルスーツにボーターハットとサングラスを合わせ、レトロと未来的なムードが共存する独自のルックを披露した。
車両全体には「PEACEMINUSONE」のロゴがラッピングされており、ヘルメットにデイジーがあしらわれた宇宙人キャラクターはブランドのシグネチャーを具現化したパフォーマンスアクターだった。
このパフォーマンスは単なるフォトコールを超え、G-DRAGONの「アート+ファッション+音楽」を網羅する世界観をそのまま表現し、現場はまるで短編SF映画の一場面のように演出された。
ファンたちは「これが本当のPEACEMINUSONEの世界観」、「登場もパフォーマンスで作品だ」、「G-DRAGONはレッドカーペットさえコンセプト」と爆発的な反応を示した。
イベントに先立ち、この日の午前、G-DRAGON側は青少年のアルコール依存症治療のために8億8千万円の寄付を発表した。
彼は名誉理事長を務める「ジャスピース財団」を通じて「無限」を象徴する数字8の意味を込めて金額を設定し、今回の寄付が単なるイベントを超えて「みんなが共に参加する持続的な文化になることを願っている」というメッセージを添えた。
この日のイベントで初めて公開されたG-DRAGONのPEACEMINUSONEハイボールシリーズも注目を集めた。ファッションを超えて飲料市場にまで領域を広げた彼は「地球に存在しなかった世界観」を実現しようとしている。
[キム・スンヘ MKスポーツ記者]