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コ・ソヨン「夫のチャン・ドンゴンは頼みごとを断れない性格」(『オ・ウンヨン ステイ』)

LEE Dakyum
入力 : 
2025-07-01 08:44:39
『オ・ウンヨン ステイ』。写真lMBN
『オ・ウンヨン ステイ』。写真lMBN

『オ・ウンヨン ステイ』は傷ついた人々の告白と涙、そしてオ・ウンヨン博士のしっかりとしたアドバイスとコ・ソヨン、ムン・セユンの温かい慰めで、家庭劇場に「K-ヒーリング」を届けた。

先月30日に放送されたMBN開局30周年国民慰労プロジェクト『オ・ウンヨン ステイ』第2回は、感情の底をさらけ出した人々の話を淡々と語り、視聴者の心を激しく揺さぶった。オ・ウンヨン博士、コ・ソヨン、ムン・セユンが、断れないイエスマンから外見を侮辱されマスクを着用することになった「マスクガール」、そして40歳になった今でも門限を守らなければならない「40歳門限女」まで、さまざまな人生の重荷を背負った人々の告白に対するコミュニケーションと励ましを伝え、見る人々を感動させた。

この日の「オートーク」時間の最初の主人公である「イエスマン」は、頼みごとを断れず、常に「下」の立場で生きてきたという悩みを打ち明けた。イエスマンは「社会生活をするのに制約が多すぎる」と言い、自分を数字の「2」と表現し、知人に自分の全財産を貸した後、使うお金がなくなり、貸金業者から借り入れをし、利子だけで2000万ウォンに膨れ上がったと話し、衝撃を与えた。

「イエスマン」の傷を聞いていたコ・ソヨンは「私の夫も少しそういう面がある。断るくらいなら、むしろ叱られる方がましだと言っている。聞いてあげる方が楽だからだ」と慎重に共感し、断るのが上手になるマニュアルを作るのはどうか、経験から湧き出る思いを伝えた。

オ・ウンヨン博士は「イエスマン」に「無理な頼みを聞いて関係が良く保たれたのか」と尋ね、イエスマンは「子供の頃から体格が小さく、生き残るための方法だった」と淡々と語った。オ・ウンヨン博士は「何かを決定し行動する時、私がなく他人の基準だけがある。私が辛くても他人が喜ぶようなこと、他人があまり不便でないようなことを選ぶ。しかし、その人の問題はその人に渡さなければならないのに、なぜ背負っているのか」とアドバイスした。

そしてオ・ウンヨンは「断っても元々良い人」という静かで強いメッセージを伝え、イエスマンだけでなく見る人々の胸を重く打った。考え込んだ顔をした「イエスマン」が部屋に戻ると、オ・ウンヨン博士が悩みと共に自ら書いた手紙が届けられ、「イエスマン」は「あなたにとって最も大切なものは何か考えてみてください」という言葉を見て、胸を抱え「ありがとうございます」とつぶやいた。

続いて「マスクガール」は、口に出すのも難しい暴言を世間から受けながら生きてきた時間を吐露した。「マスクガール」は「嫌悪感を抱く」「女性としての外見ではない」「処分品としてもあなたには会わない」といった言葉を直接聞いたと涙を流した。相談も受け、病院検査も受けたが、状況は逆に悪化したという。

「マスクガール」は結局、勤めていた職場も辞め、6ヶ月間隠遁生活を送り、学生時代の親友だと思っていた友人に頬を叩かれ、勇気を出して両親に話したが、逆に「あなたが何か悪いことをしたのではないか」と叱責を受けたと話し、皆を静かにさせた。「マスクガール」は健康になって唯一自分の味方になってくれた姉に申し訳なさを伝えたいという切実な願いを語った。

オ・ウンヨン博士は「これは泣くべきことです。もっと泣くべきことです。世の中にこんな理不尽なことがどこにありますか」と言い、「人は関係の中で生きている。関係は相互の力のバランスが重要だ。内面的な力がないからそんなことが起こったわけではない。そんなことを言った人たちが悪い人たちだ」と慰めた。

続いてオ・ウンヨン博士は「しかしその後の人生まで彼らに任せることはできない。その場にずっと立っているととても寒くて痛い。今は一歩横に行かなければならない。痛くても、でも私が大切だから。その気持ちを持ってみてほしい」という断固とした真心のこもったアドバイスを送り、涙を拭っていた「マスクガール」を笑顔にさせた。

最後の話者は「40歳門限女」で「一度も夜10時以降に帰ったことがない」と言い、「電話に出られないと不在着信が30通以上来て、警察に通報までされる」という現実を告白した。「今でも母と同じベッドで寝ている」という門限女は「母が悲しんでいる感情が私に来る感じだ。母の夫であり子供であり保護者の役割を耐えているようだ」と誰にも言えなかった本当の心の内を打ち明けた。

オ・ウンヨン博士は母親の反応は単なる執着ではなく、治療が必要なレベルの不安障害だとし、「母親の健康のために治療が必要だ。娘が合わせることでこの問題は解決されない」と本質を突く洞察を与えた。

さらにオ・ウンヨン博士は突然撮影現場に現れた「40歳門限女」の母親に会い、「親は子供の内面的な力が大きくなるように助ける存在だ。代わりに処理してあげることで力は生まれない」と言った。そして「不適切な私の不安をまるで娘が悪いことのように表現してはいけない。その不安はお母さんが下げなければならない」とアドバイスし、自分では考えられなかった部分に気づいた母親は「努力してみます。良いお言葉ありがとうございます」と微笑んだ。

このように『オ・ウンヨン ステイ』は温かさとしっかりとしたアドバイスで深い傷を癒し、感情に留まらず変化の方向まで示し、見る人々の心を打った。特に第2回の予告編にはEXIDのハニが登場し、率直に心の内を打ち明ける姿が描かれ、新たに『オ・ウンヨン ステイ』を訪れ傷を打ち明ける第2期参加者は誰になるのかという期待感を高めた。

一方『オ・ウンヨン ステイ』は毎週月曜日午後9時10分に放送される。

[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]

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