
『牛郎と織女』のチョ・ヒョンがチュ・ヨンウの白黒の世界を虹色に染めた。
tvNの月火ドラマ『牛郎と織女』(脚本:ヤン・ジフン、演出:キム・ヨンワン)第3話で、パク・ソンア(チョ・ヒョン役)とベ・ギョヌ(チュ・ヨンウ役)が互いの初恋になった。祖母オ・オクスン(キル・ヘヨン役)がこの世を去り、深い悲しみに沈むベ・ギョヌ。希望を失った彼に寄り添った「自殺鬼」に対し、パク・ソンアは自ら「人間のお守り」となり、ベ・ギョヌのそばを守った。
パク・ソンアの「ベ・ギョヌ限定」人間のお守りのスキンシップフラッティングに視聴者の反応も熱かった。第3話の視聴率は全国世帯基準で平均3.7%、最高4.8%を記録し、ケーブルと総合編成を含む同時間帯1位を獲得した。(ニールセンコリア有料プラットフォーム基準)
この日、ベ・ギョヌは祖母オ・オクスンの空席に悲しみに沈んでいた。家族からさえ拒絶されたベ・ギョヌの唯一の安息所は祖母だけだった。誰もいない家に帰って初めて心置きなく涙を流すベ・ギョヌの姿は、切なさを増した。
人生の意味を失ったベ・ギョヌのそばに「自殺鬼」が入り込んでき始め、パク・ソンアは決断の行動が必要だった。人間の心は何よりも強いというドンチョン将軍の言葉に従い、ベ・ギョヌを救うという切実な思いを込めて、どんなお守りよりも強力な「人間のお守り」になることを決意した。自ら体にお守りを刻むパク・ソンアの姿は壮絶だった。
人間のお守りの効力はやはり強力だった。スキンシップをしなければ効力が発揮されないため、いつでもベ・ギョヌを困惑させたが、それだけ自殺鬼は一歩ずつ遠ざかっていった。悲しみに沈む隙を与えないかのようにベ・ギョヌのそばをうろつくパク・ソンアの奮闘に変化が訪れた。ベ・ギョヌがアーチェリーをやめた理由は、試合中に自分に向けられる指差しを祖母も見なければならないのが辛かったからだった。
しかし、オ・オクスンが最も明るく笑っていた瞬間が、自分が金メダルをかけてあげた時であることに気づいたベ・ギョヌは再び弓を取った。矢が風を切り、的に刺さるのを見ながら微笑むベ・ギョヌ。生きる理由を見つけた彼から自殺鬼も後退した。
そして、パク・ソンア、ベ・ギョヌにときめくターニングポイントが訪れた。パク・ソンアが人間のお守りであることを夢にも知らないベ・ギョヌが再び線を引いた。しかし、パク・ソンアは今回もベ・ギョヌを驚かせた。パク・ソンアは「本来、子供は大人が守るべきだけど、あなたは自分を守る。だから、あなたに良くしてあげたい」と言ってベ・ギョヌの心を動かした。その瞬間、ベ・ギョヌはパク・ソンアの真心に気づき、明るく笑った。その瞬間、自殺鬼も消えた。
パク・ソンアは嬉しい気持ちでベ・ギョヌとハイタッチをし、知らず知らずのうちに手を絡ませてしまった。戸惑いも束の間、パク・ソンアは「ドキドキ」せざるを得なかった。ベ・ギョヌが握った手を引き寄せながら明るく微笑んでいた。白黒だったベ・ギョヌの世界を虹色に染めたパク・ソンア、笑顔を取り戻したベ・ギョヌが互いの初恋になるエンディングは、今後展開される相互救済ロマンスへの期待を高めた。
一方、『牛郎と織女』第4話は1日午後8時50分に放送される。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]