
『全知的読者視点』がマーベルヒーロー映画を打ち破り、週末ボックスオフィスの王座を堅持した。
28日、映画振興委員会の映画館入場券統合コンピュータネットワークによると、前日映画『全知的読者視点』(以下『全読視』)は16万1596人を動員し、累積観客数62万7892人を記録した。
同名小説が原作の『全知的読者視点』は、10年以上連載された小説が完結した日、小説の世界が現実になり、唯一の読者であったキム・ドクジャが小説の主人公ユ・ジョンヒョクと仲間たちと共に滅亡した世界で生き残るためのファンタジーアクション映画だ。俳優アン・ヒョソプ、イ・ミンホ、ナナ、チェ・スビン、シン・スンホなどが出演している。
23日に公開され、今年の韓国映画で最も多くの観客数を記録した『野党』のオープニングスコア(10万4548人)を超えた。損益分岐点は約600万人だ。
何よりも台湾地域での熱い反応が注目を集めている。従来の最高記録である『パ墓』の公開日収益を超え、2021年以降台湾地域で公開された韓国映画の中で公開日基準で最高収益を達成する快挙を成し遂げた。
『F1 ザ・ムービー』(監督ジョセフ・コシンスキー)は再び2位に上がった。13万9788人を動員し、累積観客数は239万3856人だ。
先月25日に公開された『F1 ザ・ムービー』は、最高になれなかったベテランドライバーソニー・ヘイズが最下位チームに加入し、天才新人ドライバーと共にレースに挑む物語を描いている。俳優ブラッド・ピット、ハビエル・バルデム、ケリー・コンドン、ダムソン・イドリスなどが出演している。
3位はアニメ映画『キング・オブ・キングス』(監督チャン・ソンホ)だ。同じ日に10万9066人が観て、累積観客数は73万145人だ。マーベル映画『ファンタスティック4: 新たな出発』(監督マット・シャクマン)は4位に押し出された。9万2352人を集め、累積観客数34万2418人を記録中だ。
この日の午前8時30分現在、リアルタイム予約率1位は『ゾンビ娘』だ。予約率36.6%、予約枚数21万7000枚で華麗な出撃準備を整えた。その後に『F1 ザ・ムービー』、『全読視』の順だ。