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『太陽の後裔』のヤギ少年、韓国リレー初の金メダルの主人公に

KIM Soyoun
入力 : 
2025-07-29 18:49:54
ナマディ・ジョエルジン。写真|700クリエイターズ
ナマディ・ジョエルジン。写真|700クリエイターズ

韓国陸上代表チームが男子400mリレー部門で世界の舞台を制し、韓国に初の金メダルをもたらした。この中で『太陽の後裔』の子役出身から国家代表に成長したナマディ・ジョエルジンの活躍が注目を集めている。

27日にドイツで開催された『2025ライン・ルール夏季世界大学競技大会(ユニバーシアード)』の男子400mリレーで、韓国代表チームが38秒50の記録で金メダルを獲得した。韓国が世界総合大会でリレーで優勝したのは今回が初めてである。

金色の記録の主人公は、ソ・ミンジュン(西川郡庁)、ナマディ・ジョエルジン(イェチョン郡庁)、イ・ジェソン(光州広域市庁)、キム・ジョンユン(韓国体育大学)である。

予選7位(39秒14)で決勝に進出した代表チームは、ミス一つない完璧なリレーで南アフリカを0.3秒差で振り切り、スリリングな逆転劇を演じた。

その中でナマディ・ジョエルジンが注目を集めている。彼は2016年にシンドローム級の人気を誇ったKBS2ドラマ『太陽の後裔』に子役として出演していたからである。

ナマディ・ジョエルジンは劇中、ウルクに医療奉仕に出た医者チフン(オンユ役)から靴をプレゼントされ、「これじゃなくてヤギを買って。ヤギを飼いたい」と言ったウルクの少年役で視聴者に深い印象を残した。当時、チフンが「私も君に会えて嬉しい。たくさん会いたくなるだろう。私に無駄に恩返しを考えずに君だけを考えて」とお互いに異なる話を交わしていたシーンは、劇中の代表的な名場面として語り継がれている。

『太陽の後裔』に出演していたナマディ・ジョエルジン。写真| KBS2放送画面キャプチャ
『太陽の後裔』に出演していたナマディ・ジョエルジン。写真| KBS2放送画面キャプチャ

ナマディ・ジョエルジンは韓国人の母と、走り幅跳び選手出身のナイジェリア人の父の間に生まれた。小学校5年生の時に時代会に出場し、陸上に触れた。その後、着実に成長し、2024年には100mで10秒30を記録し、韓国高校部の新記録を更新した。

その後、第105回全国体育大会男子18歳以下部100m金メダルと400m金メダル、第104回全国体育大会男子高校部100m金メダル、200m金メダル、香港インターシティ陸上選手権大会20歳未満男子100m金メダル、全国陸上競技大会男子高校部100m金メダル、アジアU-20陸上競技選手権大会400m銀メダルなど、各種大会でメダルを獲得した。

一方、リレー国家代表チームは、昨年5月31日に行われた慶北アジア選手権決勝で38秒49の新記録でアジア選手権初の金メダルを手に入れた。オリンピック出場権も獲得できるとの希望的観測も出ている。

[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]

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