
女優イ・ソンビンが秋の空気が漂う台湾で行ったフォトシューティングを公開した。
29日に公開されたフォトでは、イ・ソンビンは異国的な風景の中で一層抑制された表情と淡白な視線を見せながらカメラの前に立った。普段の生活演技で慣れ親しんだイメージとは異なり、落ち着きながらも洗練された雰囲気を自然に表現した。
クローズアップでは、滑らかな肌と澄んだ瞳を誇示し、女優としての本来の存在感を強調した。また、別の魅力を捉えた今回の撮影は、女優として、そして一人の人間として彼が見せる次の瞬間を期待させる。

続くインタビューでは、9月19日に初放送されたドラマ‘月まで行こう’についての話を伝えた。
イ・ソンビンは「‘酒飲み都市の女性たち’の制作陣と再び呼吸を合わせる作品なので、前作と似て見えるかもしれないという心配があった。しかし、ラ・ミラン先輩とチョ・アラム女優のキャスティングの知らせを聞いて‘やらない理由がない’と思った」と出演を決心した瞬間を説明した。
ラ・ミラン、チョ・アラムとの呼吸については「撮影現場で常にお互いを探すほど親密だった。撮影が終わった後もおしゃべりを続けるほど良い関係になった」とし、「ミラン姉さんと一緒にできるだけでも大きな理由になった。また、チョ・アラム女優は以前から注目していた女優だったので、今回一緒になれてさらに楽しかった」と愛情を表現した。

休むことなく続いた過去の活動についても話をした。
彼は「2023年映画‘スンビソリ’の撮影を始めとして‘少年時代’、‘ノイズ’、‘ジャガイモ研究所’、そして‘月まで行こう’まで続いた。家にほとんど帰れないので、実際に体重が増えるほどだった」と笑顔を見せ、「一緒に働いた人たちとの思い出がすべて貴重な資産になった。その時間がすぐに私の自己になった」と明らかにした。
そして「いつかは私の内面を全面的に引き出す作品にも挑戦してみたい」と女優としての新しい方向性についても語った。
自分だけの時間を積み重ねながら今後の可能性を広げている女優イ・ソンビン。彼女とマリ・クレールが共にした今回のフォトとインタビューは10月号とインスタグラムなどの公式チャンネルを通じて確認できる。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]