
同僚の女性職員の身体を不法に撮影した疑いで裁判にかけられた釜山国際映画祭の職員が実刑判決を受けた。
17日、釜山地方裁判所刑事10単独(ホ・ソンミン裁判官)は、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法(カメラ等を利用した撮影)違反の疑いで起訴された40代男性A氏に懲役1年を言い渡し、法廷で拘束した。A氏には40時間の性暴力治療プログラムの受講命令も出された。
先月6日に行われた結審公判で、検察はA氏に懲役3年を求刑していた。
裁判所は「被告の犯行は被害者の人格、名誉、生活全般に重大な被害を与えた」とし、「被害者は被告に対する厳罰を望んでいる」と述べた。続けて「被告は被害者のために相当な金額を供託したが、被害者はこれを受け取る意思が全くないことを法廷に繰り返し表明した」と付け加えた。
A氏は2023年4月から7月にかけて短期契約職として勤務していた30代女性B氏との性行為を、ベッドの横に置いた携帯電話で密かに撮影するなど、何度も不法に撮影した疑いを受けている。B氏は不法撮影を遅れて知り、昨年5月にA氏を警察と韓国映画性平等センター「ドゥンドゥン」に通報したとされている。オンラインなどに流布されることはなかった。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]