
いわゆる「ハイブ事件」に関連する業務上の背任の疑いから解放されたミン・ヒジン前アドア代表が、ハイブレーベルズ(ビリフラップ・ソースミュージック)に対して主張する内容についても認められるのだろうか。
18日、ソウル西部地裁民事合意12部はこの日午後、ビリフラップがミン前代表を相手に提起した20億ウォン相当の損害賠償訴訟の第3回期日を開く。これに伴い、ソースミュージックが昨年7月にミン前代表を相手に提起した5億ウォン規模の損害賠償訴訟に関しても法廷闘争を続ける。
ミン前代表は昨年4月、ハイブの監査着手に対して不満を表明し対立を始めた。当時、ハイブはミン前代表がアドアの競演陣と会社経営権を奪取しようとしたと主張した。しかし、ミン前代表は所属グループのニュージンズに対する不当な待遇について異議を唱えた報復的行動だと反論した。特にニュージンズがデビュー過程で経験した不当な事柄について詳細に指摘した。
ソースミュージックは、ミン前代表が主張する「ニュージンズのメンバーを直接キャスティングした」、「ソースミュージックがメンバーを放置した」といった発言を問題視している。ビリフラップは所属グループのアイリットがアドア所属グループのニュージンズの振り付けを盗作したと主張したことに反発している。
両社ともニュージンズに関連する問題提起について不当性を解消する意志を持っている。ミン前代表側と両社はこの日、約30分間のPPT資料を持って法廷での攻防を展開する予定だ。
このような中、ミン前代表側の勢いは上昇している。最近、裁判所から業務上の背任の疑いに関連して「犯罪の共謀点を認めることは難しい」という判決とともに不送致処分を受けたためだ。約1年間の警察捜査の結果がこのように出たことで、ミン前代表の潔白はより重みを増したようだ。
業界の一部関係者は「ミン前代表側が今回の公判を前に背任の疑いから解放されたことは大きな成果と見ることができる。彼の主張に信憑性が生まれる」と予測している。
ハイブ側はこの判決に対して異議申し立てを受理し、争いを続ける方針だ。

一つの障害は、裁判所がアドアが提起した企画会社の地位保全および広告契約締結などの禁止仮処分の引用異議申し立てを却下する過程で、ニュージンズがソースミュージックの練習生出身であることを明確にした点だ。
当時、裁判所はニュージンズのメンバーであるミンジがミン前代表がハイブに入社する前にすでに選ばれたソースミュージックの練習生である事実を正し、「ミン前代表が残りのメンバーを選抜する過程に関与した資料はない。ニュージンズはソースミュージックの練習生であり、関与した点は証明されていない」と見解を示した。
ミン前代表側のこの日の法廷闘争で、どのような証拠で自らの意志を証明するのか注目される。
22日はニュージンズのデビュー3周年でもある。ミン前代表はメンバーたちと共にこれを祝う前に、依然としてハイブサイドと対立し、厳しい戦いを続けている。ニュージンズのメンバーたちも現在活動を中断している。ミン前代表がいわゆる「ニュージンズマム」として今後どのような行動を示すのか注目が集まる。
[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]