
俳優キム・スヒョンが故キム・セロンの遺族を偽証の疑いで告訴し、反論に出た。
23日、キム・スヒョンの法律代理を務める法律事務所(有限)LKビアンパートナーズのバン・ソンフン弁護士は公式声明を通じて故人の遺族とキム代表に対して偽証の疑いで告訴状を提出したと明らかにした。
バン弁護士は「遺族は偽造された録音ファイルを根拠に虚偽の事実を流布するだけでなく、キム・スヒョンを児童福祉法違反の疑いで告訴した。これは明らかな偽証行為である」と指摘した。
「証拠を偽造することは重大な犯罪行為だが、偽造された証拠を根拠に刑事告訴することはさらに重大な犯罪である」と声を高めたバン弁護士は、「彼らが法と原則に従って処罰されるよう最善の努力を尽くす」と強硬な立場を示した。
先月、遺族側の法律代理人であるブ・ジソク弁護士とキム代表は記者会見を開き、キム・スヒョンを相手に児童福祉法違反および偽証罪で告訴状を提出したと明らかにした。
当時、遺族側は「キム・スヒョンが故キム・セロンさんが未成年である中学校2年生の冬休みから淫らな行為をさせたり、セクハラなどの性的虐待行為を行ったことを確認し、児童福祉法違反で告訴を進めた」と説明した。

現在、キム・セロンの遺族は、昨年3月からガセヨンを通じて「キム・セロンが満15歳だった2016年からキム・スヒョンと6年間恋人関係だった」と主張し、キム・スヒョン側に未成年の時期に交際した事実を認めるよう求めている。
これに対し、キム・スヒョン側はその事実を否定し、遺族側の証拠は切り貼りされたものであると指摘した。そして、記者会見で公開された録音などについてはAI技術を活用して作成された偽造内容であるとし、法的対応を示唆した。
当時公開された録音には「中学校の時から利用されている感じだ。初めて(性行為)をしたのは中2の冬休み頃だった」という内容が含まれていた。
キム・スヒョン側は遺族とガセヨンを対象に刑事告訴と120億ウォン相当の損害賠償請求訴訟を提起した。これに加えて、キム代表をストーカー処罰法違反の疑いで追加告訴・告発した。
[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]