女優ナナが全身タトゥー除去に取り組んだ後、唯一残したタトゥーが注目を集めている。
ナナは17日、ロッテシネマ建大入口で行われた映画「全知的読者視点」の制作報告会にキム・ビョンウ監督と主演俳優たちと共に出席し、場を盛り上げた。
この日、ナナはオーバーサイズのジャケットにロングスカートを合わせてファッショニスタの面貌を見せる中、足首に鮮明に刻まれた‘1968’というタトゥーが目を引いた。
ナナは2022年、映画「自白」の制作発表会で華やかな全身タトゥーを公開し話題を呼んだ。当時「作品とは関係なく、個人的にやりたかったからやった」と明らかにした。
しかし、その翌年からナナは全身タトゥー除去に乗り出した。YouTubeコンテンツ「チョ・ヒョナの木曜日の夜」に出演した彼女は「母がきれいな体を再び見たいと頼んだ。だから消すことにした」と除去の理由を明かした。
タトゥーをすることになったきっかけについては「タトゥーをする時期に精神的に辛かった。感情を解消する唯一の方法だった」と話した。また、唯一残した‘1968’タトゥーについては「最も意味のあるタトゥーだ。母が生まれた年だから」と伝えた。
その後、ナナはタトゥーを消す過程を自身のYouTubeチャンネルで公開した。その動画でナナは2時間にわたり麻酔クリームを塗ったり、激しい痛みと痒みに耐える様子を生々しく見せて注目を集めた。
2009年、ガールグループアフタースクールでデビューしたナナはユニットオレンジキャラメル、アフタースクールレッドでも活躍した。その後、女優として活動の幅を広げ、「詐欺師」、「自白」などの映画やNetflixシリーズ「マスクガール」に出演し、独自の存在感を示した。
ナナは来る7月23日に公開される映画「全知的読者視点」にチョン・ヒウォン役で出演する。「全知的読者視点」は同名の小説を原作とし、10年以上連載された小説が完結した日、小説の世界が現実になり、唯一の読者であった‘キム・ドクジャ’が小説の主人公‘ユ・ジュンヒョク’と仲間たちと共に滅亡した世界で生き残るためのファンタジーアクション物語である。