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ユン・イルサン「ユ・スンジュン、韓国はビジネス・心はアメリカに…ありえない選択」

LEE Dakyum
入力 : 
2025-09-11 11:25:59
ユ・スンジュン。写真|SBS
ユ・スンジュン。写真|SBS

作曲家ユン・イルサンが兵役逃れで入国が禁止された歌手ユ・スンジュン(アメリカ名スティーブ・ユ)についての考えを明らかにした。

先日10日、YouTubeチャンネル「プロデュサル ユン・イルサン」には「ユ・スンジュンデビュー時代+故ソ・ジウォン+野球応援歌、君たちが好きな裏話」というタイトルの動画がアップロードされた。

その動画でユン・イルサンは「兄さんがユ・スンジュンのデビュー曲をプロデュースしなかったか」という制作陣の言葉に「デビューアルバムは『愛してるお姉さん』という曲を作った。元々タイトル曲は『愛してるお姉さん』だったが、その時ユン・イルサンの曲があまりにも多く出るという理由で放送出演、送出を制限する『ユン・イルサンクォータ制』ができて、タイトル曲が『ハサミ』に変わった」と語った。

続けて「(ユ・スンジュンの)目の輝きとダンスはすごかった。自分からプロデューサーになりたいと言った最初のアーティストだ。今だったら世界中で大騒ぎになっていただろう。当時マイケル・ジャクソンのように育てようと制作陣が本当にマイケル・ジャクソンに会いに行ったこともあった」と回想した。

ユン・イルサン。写真|YouTubeチャンネル「プロデュサル ユン・イルサン」
ユン・イルサン。写真|YouTubeチャンネル「プロデュサル ユン・イルサン」

ユ・スンジュンは1997年にデビュー後「ハサミ」、「情熱」、「ナナナ」など多数のヒット曲で愛されたが、2002年に入隊を控えてアメリカ市民権を取得し、兵役逃れの論争で入国が禁止された。

ユン・イルサンはこのようなユ・スンジュンの選択について「スンジュンは心はアメリカにあったようだ。韓国はビジネスが強い場所で、帰る場所はアメリカだと思っていたようだ。その時の私の推測はそうだった。だからそんな言い訳のない選択をしたのではないかと思う」と述べた。

続けて「大衆に大言壮語して約束をしなかったか。守れなかったなら真摯な謝罪をしなければならなかった。謝罪は受け入れる人が認めるまで誠実にしなければならない。(ユ・スンジュンとは)時々連絡を取るが、この動画のせいで私を見ないなら仕方がない。個人的にユ・スンジュンを嫌ってはいないが、芸能人ユ・スンジュンとしては明らかに間違った」と指摘した。

一方、ユ・スンジュンは2015年に入国のために在外同胞ビザ(F-4)を申請したが拒否され、これを取り消してほしいという訴訟を3回提起した。ユ・スンジュンは2020年3月と2023年11月に最高裁で最終勝訴したが、法務部とLA総領事館は「ユ・スンジュンの兵役義務逃れは国益を害する恐れがある」として引き続きビザ発給を拒否した。

ユ・スンジュンは昨年8月の3回目の訴訟でも勝訴した。当時裁判所は「ビザ発給拒否処分によって得られる公益に比べて、それによって侵害される原告の不利益が過度に大きく比例の原則を違反した裁量権逸脱・濫用の違法がある」と判決した。ただし、ユ・スンジュンが法務部の2002年の入国禁止決定は無効だと主張した入国禁止決定不存在確認訴訟は裁判所の判断対象ではないという理由で却下された。

[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]

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