俳優兼ピラティスインストラクターのヤン・ジョンウォンが詐欺の疑いを晴らした。ヤン・ジョンウォン側は警察から無罪処分を受けたと明らかにした。
23日、ヤン・ジョンウォンの所属事務所ウェルスエンターテインメントは「ヤン・ジョンウォンが広告モデル契約を結んだピラティス会社に関連する事件で、警察から無罪処分を受けた」とし、「ヤン・ジョンウォンはこの件に全く関係がないことが明確に確認された」と伝えた。
続けて「ヤン・ジョンウォンはこの件に関連する『最小限の疑いの状況』も認められず、被疑者として立件された事実すらない」と強調した。
所属事務所は「今後、悪意のある中傷や虚偽の事実の流布に対しては一切の寛容もない」とし、「今回の事件が有名人を対象とした無分別な告訴や虚偽の事実の流布行為を根絶するきっかけになることを願っている」と付け加えた。
これに先立ち、ソウル江南警察署は詐欺・加盟事業法違反の疑いで多数の被害者の告訴状が受理され、ヤン・ジョンウォンとピラティス学院本社の関係者を調査中であると明らかにした。警察によると、被害者はヤン・ジョンウォンが教育理事および宣伝モデルとして活動していたピラティス学院の加盟店主たちである。
彼らは本社が直接講師を雇用し、加盟店に派遣して運営ノウハウを共有するという契約内容が守られなかったと主張した。加盟店主たちはヤン・ジョンウォンと本社が直接教育した講師陣を加盟店に派遣すると言っておきながら、求人サイトで募集した講師を割り当て、2600万ウォンで販売されているピラティス機器を直接研究・開発したと偽って6200万ウォンで強制購入させられたと伝えられている。
これに対してヤン・ジョンウォン側は「本社の関係者ではなく、宣伝モデルであっただけで、本社の運営とは無関係である」と積極的に釈明した。