
コメディアンのチョ・ヘリョンが息子ウジュの手紙を思い出し、目を潤ませた。
9日に放送されたMBCの‘兄さん、何してるの?’では、慶尚北道の尚州で旅行を続けるハハ、ジュウジェ、イ・イギョンの姿が描かれた。
この日、ハハ、ジュウジェ、イ・イギョンは食事の後、カフェを訪れた。その時、チョ・ヘリョンとホ・ギョンファンがサプライズで登場した。チョ・ヘリョンは登場と同時に「ユ・ジェソクなしでやるの?」と直球を投げて笑いを誘った。
車に乗って羊の牧場に向かう道中、チョ・ヘリョンは息子ウジュの話が出ると「実は今日ウジュがアメリカに行く。留学するのではなく、聖書を6ヶ月ほど学びながら訓練を受ける。それからシドニーにワーキングに行く」と話し始めた。
チョ・ヘリョンは「ウジュが長い手紙を書いてくれた。ウジュが成長してとても長い手紙を私に書いてくれた」と涙を流した。
続けて「手紙には‘私をとても愛しているけれど、上手に表現しないお母さんへ’と書かれていた。‘お母さんを本当に尊敬している。声がかれても体が辛くても、一生懸命働くお母さんを見て、私も頑張らなければと思った’と書いてあった。(夫を)元々‘おじさん’と呼んでいたのに‘愛するお父さん’と書かれていた」と号泣した。
これを受けてイ・イギョンはウジュとの通話を提案した。チョ・ヘリョンはウジュに「手紙から君の真心が感じられた。お母さんが温かく表現できなくてごめんね。お母さんは心から君を産んで幸せで、そして愛している」と伝えた。
これを聞いたハハとイ・イギョンは涙を浮かべた。ジュウジェは「ファンタジーの中でしか見られない姿だった」と感心した。
ハハは「朝に妻と電話したが、悲しんでいた。前の晩に(子供たち)を叱らないことにしたのに、朝にまた叱ったらしい。自分自身がどれだけ不足していて小さくなっているか分かるだろう。悲しくて朝に泣いた」と打ち明けた。
チョ・ヘリョンは「それはとても長いトンネルのようだった。終わりがないように思えたが、それが20歳になると終わる。成人になり、自分で考え、愛で包んであげたとき、子供はうまく育つ」と励ました。
[イ・セビン スタートゥデイ 客員記者]