『女王の家』が衝撃的な展開で家庭劇場を掴んだ。
先日2日に放送されたKBS2の日曜ドラマ『女王の家』(脚本:キム・ミンジュ、演出:ホン・ソクグ、ホン・ウンミ)では、息子を失ったカン・ジェイン(ハム・ウンジョン)が深い喪失感に陥った。この日の放送視聴率は9.9%(ニールセンコリア提供、全国世帯全体基準)を突破し、自己最高視聴率を記録し、口コミで着実な上昇傾向を続けている。
この日の放送で、ジェインはひき逃げ事故で息子のファン・ウノ(ヨ・シオン)を失った。倒れたウノを抱きしめて号泣するジェインの叫びは視聴者の涙腺を刺激した。また、ジェインは息子の死が自分のせいだと思っているファン・ギチャン(パク・ユンジェ)の妨害により、葬儀場で門前払いを受ける苦難を経験した。
一方、カン・セリ(イ・ガリョン)は息子のファン・ジホ(クォン・ユル)の言葉を聞いたウノがジェインに会いに行った事実を知った。ウノの死がジホと関連していることが明らかになるのではないかと不安になったセリは、息子にこの事実を絶対に言わないようにと強く頼んだ。
キム・ドユン(ソ・ジュンヨン)の家族は静かにジェインを慰めた。ドユンはジェインを気遣い、彼の母親チョン・ユンヒ(キム・エラン)は自分と同じ痛みを抱える彼女を抱きしめて共感した。その後、ドユンはド・ユギョン(チャ・ミンジ)を通じてウノが埋まっている場所を知り、ジェインと共にその場所を訪れた。ついに息子のいる場所を知ったジェインは、ウノの名前を何度も切実に呼びながら息子を見送った。
ギチャンもまたウノを失った悲しみに沈み、ひき逃げ犯を捕まえるために必死になった。揺れるギチャンにスクジャは「お前が初婚の妻を捨てた時、お前も、私も良心も人間性も全部ゴミ箱に捨てた」と彼を叱咤し、強烈な欲望を見せた。
放送の終わりにギチャンがセリとホン社長(キム・ヨンホ)の密かな会話を聞き、「私の息子を殺したのはあなたたちなのか?」と怒るエンディングは、極限の没入感を提供し、次の放送への期待を高めた。
一方、『女王の家』は毎週平日午後7時50分に放送される。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]