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‘アンダーカバー’優勝=キム・イェチャン、イ・ソクフン「本当の実力で1位」

KIM Soyoun
入力 : 
2025-03-17 08:05:46
‘アンダーカバー’. 写真| ENA
‘アンダーカバー’. 写真| ENA

‘アンダーカバー’最終優勝の栄光はキム・イェチャンに帰った。

先日16日に放送されたENAのバラエティ番組‘アンダーカバー’(UNDERCOVER)最終回では、初めて自分の新曲でステージに立った‘TOP 5’と待望の優勝者が決まった。自分の物語を織り込んだ‘TOP 5’の新曲ステージがリスナーに感動を与え、見事な締めくくりを果たした。

1ラウンド‘ブースオーディション’を皮切りに、2ラウンド‘フリーチームバトル’、3ラウンド‘弱者指名バトル’、4ラウンド‘デュエットバトル’、そしてファイナル1次‘TOP 5決定戦’まで、熾烈なミッションをすべて通過したキム・イェチャン、キム・ウィソ、ソ・サムエル、ソ・ヒ、イ・ジュンが‘TOP 5’に名を連ね、最後の‘On the COVER(オン・ザ・カバー)’ミッションに参加した。これまで他人の歌でステージに立っていた彼らは、自ら作詞に参加した自分だけの新曲ステージで評価を受けた。

キム・イェチャンが最初にステージに立った。キム・イェチャンは「深く沈んでいると思っている方々に懐中電灯のように前を照らす歌になればいい」と言いながら新曲‘Let It Shine(レット・イット・シャイン)’を披露した。希望に満ちたエネルギーを感じさせるステージを完成させたキム・イェチャンに‘TOPリスナー’のチョン・ジェヒョンは「この歌でイェチャンさんが生まれた感じ」と言い、クォン・ウンビは「ソロ歌手として音楽番組にデビューしたようだ。楽しいけど涙が出た」と絶賛した。キム・イェチャンも「満足大満足」と言いながら、悔いのないファイナルステージに誇らしさを感じていた。

続いてキム・ウィソは‘私はただ温かい言葉が必要でした’という新曲でステージに立った。これまで分身のように一緒にいたギターを置いてステージに立ったキム・ウィソは「声だけで心を伝えたい」と言い、キム・ウィソだけのハスキーボイスで深い余韻を残すステージを完成させた。チョン・ジェヒョンとイ・ソクフンは「ギターなしでもとても良かった」と褒めた。続いてチョン・ジェヒョンは「このステージを通じてもっと広がってほしい」と応援した。キム・ウィソの願い通り、ギターなしで声だけでしっかりと通じ合ったステージだった。

3番目のステージは18歳の女子高生ソ・ヒだった。‘Hee World(ヒー・ワールド)’という歌のタイトルから自信をたっぷりと表現したソ・ヒは、最後ということが信じられないほど余裕のあるステージを展開した。自分が得意なことをすべて注ぎ込んだステージに反応も爆発的だった。イ・ソクフンは「この子が普通ではないことを再確認した」と言い、パク・ジョンヒョンは「年齢を偽ったようだ」と感心し、「歌いながら非常に楽しそうな表情をしていた。その感覚、その感情、その気持ちを忘れないで。ソ・ヒさんの必殺技はその幸せの中に生きている」と心のこもった審査評を下し、静かな感動を与えた。

イ・ジュンは新曲‘私たちの季節’を披露した。1ラウンドから懐かしさを呼び起こすアコースティックギターと心地よい音色でリスナーを魅了していたイ・ジュンは、最後のステージでも自分だけの魅力を発揮し、安定感を持って締めくくった。これにグルービールームのパク・ギュジョンは「バランスが最も良い。六角形キャラクター」と絶賛し、「私にDMを送ってください。別に作業をしたい」とラブコールを送った。チョン・ジェヒョンも「私とも作業してみない?」という言葉で審査評を代わり、イ・ジュンを幸せな悩みに陥れた。

最後のステージはソ・サムエルだった。ファイナル1次対決でビンセントブルーの致命的なミスで自然にファイナル2次に進出することになったソ・サムエルは「ビンセントブルーに捧げるステージだ。大きな責任感を持って立っている」と言いながら新曲‘life(ライフ)’を聞かせた。ソ・サムエルは華やかな経歴を無視できない余裕で競演ではなく公演を展開した。アーティストソ・サムエルの色を見せたステージにパク・ギュジョンは「完璧なフィナーレ」と言い、イ・ソクフンは「この程度のクオリティならお金を払って見てもいいと思った。ソ・サムエルのドラマを見たようだ」と満足した。

この日の‘TOP 5’の新曲ステージは‘TOPリスナー’と‘スペシャルリスナー’の点数を4対6の割合で合算して最終順位が決定された。‘TOPリスナー’の点数に劣らず、‘スペシャルリスナー’たちの心をどれだけ多く動かしたかも重要だった。その結果、キム・ウィソが5位、ソ・ヒが4位、イ・ジュンが3位、ソ・サムエルが2位を獲得し、キム・イェチャンが待望の優勝者となった。

キム・イェチャンの優勝にイ・ソクフンは「最初にステージに上がって1位を取るのは簡単ではないが、本当の実力で1位を取った」と驚いた。優勝者キム・イェチャンは「‘この時間が過ぎれば結局光を見るだろう’という私の考えが正しいという確信を受けてとても嬉しい。これから他の人のために、私のために一生懸命歌ってみたい」と感動した気持ちを表し、‘TOPリスナー’と‘スペシャルリスナー’すべてがキム・イェチャンに向けて拍手を惜しまなかった。

‘他人の歌’を‘私の歌’にするために熾烈な競争を繰り広げた76人のカバー歌手たちの高品質なステージは視聴者に耳の喜びを提供し、パワーインフルエンサーから新米カバー歌手までSNSを越えてステージに立った彼らは‘アンダーカバー’を通じて自分の名前を知らしめながら歌手としての未来を約束した。

[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]

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