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『今かかっている電話は』ユ・ヨンソク、チェ・スビンのそばを離れた...最高視聴率10.5%

YANG Soyeong
入力 : 
2025-01-04 08:20:34
『今かかっている電話は』写真|MBC放送画面キャプチャ
『今かかっている電話は』写真|MBC放送画面キャプチャ

『今かかっている電話は』ユ・ヨンソクがチェ・スビンのそばを離れた。

先日3日に放送されたMBC金土ドラマ『今かかっている電話は』(企画:クォン・ソンチャン、演出:パク・サンウ、脚本:キム・ジウン)第11話では、他人の名前で生きてきた過酷な運命のペク・サアン(ユ・ヨンソク)がついに姿を消した。

第11話の視聴率は全国で8.3%、首都圏で8.8%(ニールセンコリア基準)に上昇し、自身の最高視聴率を更新した。コンテンツの競争力を測る重要な指標である2049視聴率も2.5%で同時間帯1位を記録した。ホン・ヒジュ(チェ・スビン)がサアンを恋しがり、幸せなひとときを想像するシーンは瞬間最高視聴率10.5%まで急上昇した。

サアンは誘拐犯(パク・ジェユン)を乗せて川に落ちたヒジュの事故現場に到着した。しかし、惨たらしい事故現場ではヒジュの痕跡を見つけることができなかった。ヒジュの家族、ホン・インア(ハン・ジェイ)、ホン・イルギョン(チェ・クァンイル)、キム・ヨンヒ(オ・ヒョンギョン)は、ヒジュが乗っていた車が川に落ちたという知らせを聞いて絶望した。

サアンもヒジュを永遠に失うかもしれないという考えに恐れを抱いたが、すぐに理性を取り戻し、状況判断に乗り出した。彼は唯一事故現場に来なかったシム・ギュジン(チュ・サンミ)に疑いの目を向けた。ギュジンの車両のブラックボックスが削除されていることを確認したサアンは、担当刑事のカン・ヒョンチョル(イ・ドソク)に押収捜索を要請し、彼女に対する疑いは次第に確信に変わっていった。

ジサンウ(ホ・ナムジュン)、ナ・ユリ(チャン・ギュリ)も行方不明のヒジュを探すために奮闘した。その後、捜索過程でヒジュの物が発見され、ヒョンチョルはヒジュの生存確率が低いと話したが、サアンは「遺体が出てきたらその時に話してください」と断固として答えた。ヒジュを最後まであきらめない彼の純愛が見る者の胸を締め付けた。

サアンはギュジンに対する捜査が難航する中、ギュジンを縛ることができる最後のカードである殺人の証拠を刑事ヒョンチョルに通報した。決定的な証拠を確認したヒョンチョルは、ペク・ウィヨン(ユ・ソンジュ)の記者会見現場でギュジンを緊急逮捕した。衝撃的な事実は、ギュジンが殺人を犯した対象が彼の義父ペク・ジャンホ(チョン・ドンファン)だったこと。

サアンは逮捕されたギュジンを相手に本格的な取り調べに乗り出した。その過程でギュジンが事故直後にヒジュと誘拐犯を別々に隠した事実が明らかになり、視聴者を衝撃に陥れた。サアンはペク・ジャンホの実の息子である自分に、愛する人の生死を知らずに生きる苦痛を同じように返すというギュジンの策略を確認した。彼は「母親ならもっと苦しめる方法を見つけていたはずです」と言い、ヒジュを必ず生かしておくだろうと確信し、二人の母子の心理戦が視聴者の息を呑ませた。

サアンはギュジンの携帯電話に保存されたCCTV映像を基にヒジュの位置を把握し、すぐにペク・ジャンホの生家に向かった。その時、ヒジュはミン・ビソ(ホン・ソジュン)の助けを借りて逃げたが、凶器を持った誘拐犯に再び追われ、不安感を高めた。ヒジュは誘拐犯から逃げている途中、ついにサアンと再会し、二人の切ない抱擁は皆の目に涙を誘った。

しかし、誘拐犯は暴走し、しつこく二人の前を阻んだ。サアンはヒジュを車に残したまま誘拐犯と向き合い、冷静に状況を解決しようとした。しかし、サアンは誘拐犯が耳打ちした言葉を聞いた後、信じられない表情でヒジュをぼんやりと見つめた。サアンが崩れることを望んでいた誘拐犯は、再び彼に銃口を向け、緊迫した状況を作り出し、やがて銃声が響き渡り、緊張感は最高潮に達した。

放送の終わりに、サアンなしで一人で家を守るヒジュの姿が描かれた。ヒジュは行方をくらました夫からの連絡をただ待ち続け、すぐに海外発信番号からかかってきた電話を受けた。静寂が流れる中、「あなたですか?」と尋ねるヒジュの切ないエンディングは視聴者の胸を揺さぶった。ヒジュとサアンが逆境を乗り越えて再び出会えるのか期待感を高めた。

『今かかっている電話は』最終回は4日午後9時50分に放送される。

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