グループSHINeeのキーが本業の「歌手」として戻ってきた。やりたかったことをすべて表現したアルバムでK-POPアーティストとしての地位を再び確立する覚悟だ。
11日午後、ソウルの広津区ジャヤン洞に位置するプルマンアンバサダーソウルイーストポールでは、キーの正規3集「ハンター」(HUNTER)発売記念記者懇談会が行われた。現場はキーを見るための取材陣でいっぱいだった。
今回のアルバムは2022年8月に発表した正規2集「ガソリン」以来3年ぶりに発表されるキーの新しい正規アルバムだ。「私」と「自己」に関するさまざまな話を含んでいる。
この日、キーは9〜10日に日本の東京ドームで行われた「SMタウンライブ2025」のステージを終えた後、すぐに帰国し、今回のイベントに参加し、カムバックの重要性を強調した。キーは「SMタウン」公演で新作のタイトル曲「ハンター」のステージを初公開した。これについて「反応があったようだ」と短く満足感を伝えた。
キーは今回のアルバムを通じて「もう一つの私」と出会う過程を「都市怪談」コンセプトで有機的に展開し、「コンセプトマスターキー」としての地位をさらに確固たるものにした。
タイトル曲「ハンター」は、壮大なベースと重厚なキックサウンド、リズミカルなギターリフ、さまざまなシンセパッドが融合したダンス曲で、「私」と相手との複雑な関係で感じる「苦痛の中の歓喜」を表現した歌詞とキーの多彩なボーカルが曲のドラマティックな魅力をさらに引き立てている。今回の曲はキーのヒット曲「バッドラブ」、「ガソリン」、「グッド&グレート」などを手掛けたケンジ、ムーンシャインらが共に作業して期待感を集めている。
キーはタイトル曲名「ハンター」を巡ってNetflixオリジナルアニメーション「K-POPデーモンハンターズ」(以下「ケデハン」)を言及した。彼は「ハンターという言葉を決して『ケデハン』を念頭に置いて作ったわけではない。本当に知らなかった」と手を振った。
続けて「以前からパンクロックジャンルをやってみたかったし、音域も下げずに作業した。しかし『ケデハン』の『ゴールデン』が高音チャレンジで流行中なので、それも驚いた。私の『ハンター』にも高く叫ぶ部分があるので、ちょうど良かったと思った」と語った。
さらにSHINeeが「ケデハン」内のグループサジャボーイズのモデルになったことについても言及した。以前「ケデハン」のデザイナーとして活躍したミンホンアニメーターはインタビューで「モンスターエックスやSHINeeなど国内アイドルグループの振り付けを参考にするために映像を見て自然な動作を作ろうとした」と語ったことがある。
これに対しキーは「音楽的に明るいものをやったとき、アイコニックなSHINeeの姿を参考にしたようだ。色とりどりの服やダンスが有効だったと思う」とし、「参考対象になれて誇らしかったし、5人組を最もK-POPらしく見てくれたのが私たちのチームで光栄で興味深かった」と振り返った。
さらにK-POPがグローバルに人気を集めていることについては「全世界のファンが音楽対音楽で聴いてくれているようで嬉しい」とし、「入国手続き自体が異なる。非常に好意的にしてくださる。過去とは違って認識が変わったなと思う」と述べた。
タイトル曲「ハンター」を含む全10曲で構成されたこのアルバムは、この日午後6時に各種音楽サイトで全曲音源が公開される。タイトル曲のミュージックビデオはYouTube SMTOWNチャンネルを通じて同時公開される。
「ハンター」ミュージックビデオは、前にオープンされたトレーラーのキーが「もう一つの私」である「ハンター」と対面する内容とつながり、キーの存在を代替しようとする「ハンター」と自分を守ろうと「ハンター」に立ち向かうキーの奇妙で予測不可能なストーリーを緊張感あふれるスリラー映画のように描いている。キーは直接出演し、やや刺激的で強烈なビジュアルで視線を引きつけた。特に生き生きとした表情演技も映像の没入感を高めた。
ミュージックビデオ公開後、キーは「本当に一生懸命撮った。監督が演じる私を捉えたかったのかもしれない。非常に満足のいく結果が出た。クオリティが素晴らしかった」と大いに満足していた。
キーは「現在はミニ、正規の意味があまりない。ファンが好きなポイントは公演で見せられる曲数が増えることだ。それに一つのタイトル曲で(アルバム)スケールがこれほど大きいということを示さなければならない。実際、ファン以外には、正規を出す理由がないほどだ」と見ている。
それでも「他のアーティストを見るとエネルギッシュで、元気もたくさんもらう。そんな中で自分だけのジャンルでいろいろ混ぜた感じを試してみたくなった。青カエルのような気持ちが生まれて、独特な今回のコンセプトを試すことになった」と説明した。
やりたいことをそのまま展開したというキーは、今回のアルバムを通じて「見る音楽、聞く音楽、また持ちたい音楽になれるように関心と愛を受けられたらいいな」と願った。
キーは現在「私一人で生きる」(MBC)、「驚くべき土曜日」(tvN)固定出演を含む多数のバラエティ活動も活発に行っている。
これに関連してキーは「軍除隊後、活発に活動している方だ。最善を尽くして楽しみながらやっている」とし、「実際、デビュー当初からこうやって活動したかった。常にやりたかった私の目標だったので疲れない。私の活動の原動力だ」と語った。
最後にキーは「常に明るくいることはできない。(大衆に)なるように良いエネルギーを与えたいし、私を消費させて多くの人々の心を満たしてあげたい」とし、「健康に活動する」と心を決めた。
キーは今回の正規3集カムバックを記念して9月26日から28日までソウルオリンピック公園チケットリンクライブアリーナ(旧オリンピック公園ハンドボール競技場)でソロコンサート「2025 キーランド:アンキャニーバレー」を開催し、台北、東京などでもツアーを展開する予定だ。
[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]