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長く続く空白…ニュージンズデビュー3周年、そして失われた1年3ヶ月

Seunghun Ji
入力 : 
2025-07-22 11:09:04
修正 : 
2025-07-22 11:28:14
ニュージンズ。写真|アドア
ニュージンズ。写真|アドア

グループニュージンズがデビュー3周年を迎えた。そのうち1年3ヶ月はステージを失った。空白はさらに長くなる予定で、その終止符は見えない。

ニュージンズは2022年7月22日にデビューした。「アテンション」、「ディト」、「OMG」、「ハイプボーイ」、「スーパシャイ」、「ETA」、「ASAP」など、発表する曲ごとに成功を収め、一気に国内トップクラスのガールグループに上り詰めた。

ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインで構成されたニュージンズは、中毒性のある振り付けと個性豊かなメンバーの活躍のおかげで、多くの愛を受けた。男女を問わないイージーリスニング系の曲が彼らの魅力をさらに引き立てた。

ニュージンズ特有の青春ハイティーンなコンセプトは、ファンはもちろん、大衆にも新鮮さをもたらした。ここにトレンディでヒップな感覚、さらにはレトロな性格が加わった音楽は、彼らの魅力と方向性をさらに確固たるものにした。

デビュー以来、音楽番組1位はもちろん、出す曲ごとに上位にランクインし、「成功保証証」グループとしての地位を確立した。さらに、アメリカのビルボード「ホット100」チャートでも「ディト」(82位)、「OMG」(74位)、「スーパシャイ」(48位)、「ETA」(81位)、「クールウィズユー」(93位)など、目覚ましい記録を打ち立て、グローバル人気グループとして急成長した。

彼らがさらに注目を集めてデビューできた理由は、所属事務所アドアの元代表ミン・ヒジンによるものだ。ニュージンズはSMエンターテインメント出身のミン・ヒジンがハイブに定着し、自身の初のガールグループとして多くの関心を集めた。

ニュージンズがデビューした後、チームはもちろんミン・ヒジンにも視線が集まり、彼はtvNのバラエティ番組「ユクイズ」に出演して話題を提供するなどした。

しかし昨年4月、ミン・ヒジンとハイブの対立が遅れて明らかになり、ニュージンズを含む彼のすべてが止まってしまった。ミン・ヒジンはハイブからアドアの経営権奪取の疑惑を受け、これに反論し、壁を築いた。これは結局ニュージンズにも影響を及ぼし、メンバーたちもミン・ヒジンに従って所属事務所を脱退する決意をし、反旗を翻した。

しかし、裁判所はアドアの手を挙げた。所属事務所が出した企画会社の地位保全および広告契約締結などの禁止仮処分申請を認め、ニュージンズの独自活動を妨げた。

裁判所の合意意思に対して肯定的なアドアに対し、ニュージンズ側は「取り返しのつかない川を渡った」とし、合意を拒否している状況だ。結局、メンバーたちは現在、何の活動もできずに浮いた状態で時間を過ごしている。ミン・ヒジンとハイブの激突、いわゆる「ハイブ事態」発生以来、1年3ヶ月が経過した。メンバーたちは時折SNSでコミュニケーションをとっているが、これさえも自由ではない。アドアの公式アカウントではなく、メンバー個人アカウントでのコミュニケーションは止まった状態だ。

特にニュージンズの最後のアルバムは昨年5月に発売されたダブルシングル「ハウスウィート」と「バブルガム」である。その後6月に日本デビューシングル「スーパーナチュラル」が全てだ。当時のアルバムも「ハイブ事態」の影響で発表が不透明なようだったが、以前から計画されていたプロモーションという理由で発表を強行した。

アイドル歌手にとってファンとの活発なコミュニケーションは必須だ。特に音楽活動、コンサート、ファンミーティングなどのさまざまな活動の欠如は、ファンにとって大きな残念さとリスクとなる。さらに、ニュージンズというグループの影響力にも大きな打撃を与えることになる。彼らが持っていた「ニュージンズ」という名前の価値がますます薄れていく様相だ。

今やデビュー「X周年」という言葉よりも空白「X周年」という方が似合う。

[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]

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