
グループ東方神起出身の歌手兼ミュージカル俳優キム・ジュンス(シア・ジュンス)を脅迫して数億ウォンを奪った容疑で裁判にかけられたアフリカTVのBJに対して重刑が確定した。
先月24日、法曹界によると、最高裁判所3部(主審イ・フング大法院判事)は特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反(恐喝)で起訴された30代女性A氏に対して懲役7年を宣告した原審を確定した。
これに先立ち、アフリカTVでインターネット放送BJとして活動していたA氏は2020年9月から2024年10月までキム・ジュンスとの私的な会話を録音し、それをSNSに拡散すると脅迫して101回にわたり合計8億4000万ウォンを奪った容疑を受けている。
1審の裁判でA氏は最終弁論で「プロポフォールに中毒になり、理性的判断能力が低下し、麻薬資金を調達するために犯行を行ったようだ」と述べ、「拘束されて以来、間違った行動について毎日反省している」と訴えた。
しかし、裁判所は「被害者の弱点を利用して脅迫する犯行手法、期間、被害金額などを見ると、その罪質が非常に良くない」とし、「被害者が精神的被害を受けており、厳罰を嘆願している」として懲役7年を宣告した。
2審でもA氏に懲役7年を宣告し、押収された電子情報の中から携帯電話1台とスマートフォン機器1台の追加没収も命じた。控訴審の裁判所は「犯行に使用された押収物が被告人に返還される場合、追加的な被害が懸念される」と明らかにした。

事件が知られた後、昨年11月所属事務所ファムトリアアイランドは「キム・ジュンスが明白な被害者であるにもかかわらず、事件の本質が歪められ、不当な噂に巻き込まれた」とし、「これ以上の二次被害と悪意のある推測は中止されるべきだ」と明らかにした。
また、「A氏が使用した録音ファイルは私的な会話に過ぎず、誤解を招く内容は含まれていない」とし、違法録音の不当性を強調し、「今回の事件でキム・ジュンスは明白な被害者である」と強調した。
[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]