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‘独走’だったニュージンズの空白、ガールグループの勢力図に与えた影響は? [MKイシュー]

Seunghun Ji
入力 : 
2025-06-23 16:26:43
ニュージンズ。写真|アドア
ニュージンズ。写真|アドア

グループニュージンズの空白が長引く中、ガールグループのラインナップに変動が活発になっている。

ニュージンズは4世代ガールグループの代表株として、国内音楽界を揺るがす新星の中の新星だった。2022年7月にデビューして以来、「アテンション」、「ハイプボーイ」、「クッキー」、「ディト」、「OMG」、「スーパーシャイ」、「ETA」、「クールウィズユー」、「ASAP」など、まさに出す曲ごとにヒットを記録し、並外れた音楽性とともに、独自のガールグループとしての地位を確立した。

新人賞はもちろん、各種授賞式で本賞、さらには大賞級の受賞まで席巻し、トレンディなグループの見本として浮上した。特有のイージーリスニング音楽スタイルを含め、チームコンセプトもこれまでの一般的なガールグループの雰囲気とはまったく異なっていた。

刺激的でなく、目立たない自然な音楽とビジュアルを強調し、これはファンダムを超えて大衆にも通じた。昨年4月に発生したいわゆるハイブ・ミンヒジン事態の直前まで、彼らの音楽は成功を収めていた。当時発売された「ハウスウィート」、「バブルガム」など魅力的で中毒性の強い音楽は、彼らの成功の道をつなぐように見えた。

しかし、その事態以降、ニュージンズは現在まで新曲や活動を展開できていない。

ニュージンズは最近、所属事務所アドアが出した独自活動禁止の仮処分に関する裁判所の引用判決により、いかなる活動もできない状態にある。昨年11月に専属契約解除を宣言し、脱(脱)アドアを叫んで以来、今まで続いている状況だ。来月にはデビュー3周年を迎えるにもかかわらず、何の動きもない。

オールデイプロジェクト、ベイビードンクライ、ハーツトゥハーツ、キキ。(左上から時計回り)。写真|各所属事務所、スタートゥデイDB
オールデイプロジェクト、ベイビードンクライ、ハーツトゥハーツ、キキ。(左上から時計回り)。写真|各所属事務所、スタートゥデイDB

その中で、ニュージンズという巨大な山が撤去された音楽界に、他の所属事務所のガールグループラッシュが続いている。

ハーツトゥハーツ(SMエンターテインメント)、キキ(スターシップ)、ベイビードンクライ(フィネーション)、オールデイプロジェクト(‘ADP’、ダブルブラックレーベル)など、多数の大手企画会社が新グループを次々とローンチし始めた。エスパ(2020年11月デビュー)、アイドル(2018年5月デビュー)、アイヴ(2021年デビュー)、ルセラフィム(2022年5月デビュー)など、既存の人気ガールグループのカムバック活動が停滞する中、ニュージンズを代替するための戦略として解釈される。

ニュージンズの空白は音楽界だけでなく広告界にも空白を生じさせた。彼らはiPhone、ムシンサ、LGグラム、マクドナルド、ナイキ、SKテレコム、シンハン金融グループ、コカ・コーラなど、分野を問わず大手ブランドの広告モデルとして活動し、名を馳せていた。しかし今はすべて退いており、いかなる影響力も発揮できていない。

音源チャートでもガールグループのパワーは昔の話になった。列を作ることが日常だったニュージンズの音楽は後ろに退いて久しく、彼らの影響のせいか、最近発表されるガールグループの新曲の成績も優れていない。

ニュージンズ。写真|スタートゥデイDB
ニュージンズ。写真|スタートゥデイDB

いわゆるMZ世代のシグネチャー、標本であったニュージンズのオーラはすでに消え去って久しい。これを逃さずガールグループ大戦に参加している企画会社の新ガールグループのローンチが短期間に多数登場している。最近新譜を出し、活発に活動中のビリーフラップのアイリットもその中の一つだ。

ニュージンズの空白はかなり長期間続く可能性が高く、場合によってはこのまま終わるかもしれない状況だ。この時期にどのガールグループがどれだけの地位を固めて成長するか、注目される。

[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]

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