
グループ防弾少年団のRMとVが並んで除隊し、完全体復帰のスタートを切った。
2023年12月に共に入隊したRMとVは、10日午前、軍務中の江原道のある場所で同時に除隊した。二人は部隊内で公式な除隊手続きを行い、近くの空き地の運動場に移動して取材陣と感想を伝えた。現場には約200人の国内外のファンが集まり、彼らを迎えた。
車から降りたRMは、軍楽隊出身らしくサックスを吹きながら登場し、注目を集めた。二人は所属事務所が事前に用意した花束を持って除隊の挨拶を行った。防弾少年団の代表色である紫色をはじめ、赤い花束は彼らの除隊をさらに輝かせた。

まずRMは「こんにちは。今日除隊した兵長キム・ナムジュンです」と言葉を開いた。
続けて「ついに除隊しました。歴史上最も短い軍務を終え、環境も大きく改善され、遅い年齢で行って苦しいことも多かったですが、軍務をしながら多くの方々が国を守ってくださっていることを感じました」と述べた。
さらに「前線と後方で国を守ってくださり、戦ってくださったおかげで活発に活動できたことを感じました。特に軍隊を経験した父や友人たちと親しくなりました。周囲の軍経験者たちと親しくなれた意義深い時間でした」と伝えた。
最後に彼は「後輩たちが心配ですが、少しだけ頑張って社会に出て健康に再会できればと思います」と述べ、「ファンの皆さん、待っていてくださってありがとうございます。これからは防弾少年団のRMとして見守っていただければと思います。待っていてくださったすべての方々に感謝します」と感想を締めくくった。

続いてVは「私は軍隊に来てから身体と心を考え、整える時期だったと思います。身体と心を再構築し、早くファンに近づきたい」と述べ、「もう少し待っていただければ、再び素晴らしいステージに戻ります」とファンに挨拶した。
さらに「軍生活中に多くの面倒を見てくださった幹部や兵士たちが無事に除隊できることを願っています。よく面倒を見てくださってありがとうございます。私も社会に出て良い、素晴らしい人になります」と立派な姿を見せた。
二人は最初にやりたいこととして完全体復帰を挙げた。「最初に公演をしたいです。アルバムをしっかり作ってステージに復帰します。部隊復帰はもうやめて、ステージ復帰します」というセンスある言葉と共にその場を去った。

移動中も二人は肩を組み、除隊に対する喜びを隠せなかった。
RMとVはまずHYBE本社に移動し、所属事務所の関係者と会って除隊の挨拶をした後、個人の整備時間を持つ予定だ。その後、ファンとのコミュニケーションプラットフォームを通じて再度除隊の挨拶を伝える。
RMは華川陸軍第15歩兵師団軍楽隊で、Vは春川陸軍第2軍団軍事警察団特任隊(SDT)に所属して軍生活を続けてきた。
RMは除隊を前に最近SNSに「最後の7日間、除隊まで7日です!」という文言が含まれた軍務スケジュールアプリの画面写真を投稿し、期待感を伝えた。Vも「兵長、エリオD-9」という文言が書かれた画面を投稿し、ファンに一歩近づく姿を見せた。
RMとVは訓練所時代から「最精鋭訓練兵」に選ばれたことを皮切りに、兵長への早期昇進まで誠実に軍務を遂行してきたと伝えられている。

二人に続き、翌日の11日にはメンバーのジミンとジョングクが除隊を迎える。社会服務要員として代替服務中のシュガ(ミン・ユンギ)は21日に召集解除される。
防弾少年団のメンバーが順次除隊する中、6月13日には彼らのデビュー日を記念する「2025 BTSフェスタ」が高陽キンテックスで開催される。メンバーがこのイベントに参加するかどうかは明らかにされていない。メンバーのJ-HOPEは同日午後、高陽総合運動場でソロアンコールコンサートを開催する。
今月中にすべてのメンバーが軍経験者となる防弾少年団は、早ければ今年の下半期、遅くとも来年の上半期にはカムバックする見込みだ。それに伴い、HYBEの株価も31万ウォン台に跳ね上がり、2年ぶりの最高値を記録した。
[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]