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パク・シフ、10年ぶりのスクリーン復帰…『神の楽団』12月公開[公式]

HAN Hyunjung
入力 : 
2025-10-17 11:19:06
写真 I スタジオターゲット㈜
写真 I スタジオターゲット㈜

俳優パク・シフの10年ぶりのスクリーン復帰作、映画『神の楽団』(監督キム・ヒョンヒョプ)が来る12月に公開されることが確定した。

映画は、北朝鮮で外貨を稼ぐために偽の賛美団が創設されるという物語を描いている。新鮮な設定と極寒のモンゴルとハンガリーを行き来する大規模なロケーション撮影で完成した圧倒的なビジュアルが、公開前から期待を集めている。

12月公開のニュースとともに公開されたローンチポスターは、まるで北朝鮮の宣伝ポスターをそのまま移してきたかのような独特なビジュアルで視線を引きつける。

荘厳な雪山を背景に、軍服姿の俳優パク・シフと楽団員たちがそれぞれマイクやトランペット、チェロを演奏する姿は、彼らが結成した『神の楽団』の正体と目的に対する好奇心を刺激する。

特に「革命的旋律の饗宴に耳を傾けよ!」という文言とともに、公開日時と公演場所を「主体114(2025)年12月」と「南朝鮮映画館」と表記した点が目を引く。この北朝鮮式の言い回しで南韓の観客に「招待状」を送るという設定は、馴染みのない言語と慣れ親しんだ現実の衝突がもたらす新鮮な楽しさを加えている。

さらに「貴重な同志を意義深い公演に丁寧にお招きいたします」という丁寧な招待文は、まるで北朝鮮の楽団が南韓の観客、すなわち「貴重な同志」を招待するかのような錯覚を引き起こし、映画の予測不可能なストーリーへの期待感を最高に引き上げる。

主人公「キョスン」役を務め、10年ぶりにスクリーンに戻るパク・シフは、冷徹な北朝鮮の保衛部所属の将校が偽の楽団を率いながら経験する内面的な変化を繊細に描く予定だ。

彼と対立するもう一人の主人公として、グループ2AM出身の俳優チョン・ジヌンが参加し、テ・ハンホ、チャン・ジゴン、ユン・ジェムン、ムン・ギョンミン、ハン・ジョンワンなど、実力派の助演陣が加わった。演出は映画『パパは娘』を手掛けたキム・ヒョンヒョプ監督が担当した。

12月中に公開。

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