
パク・チャンウク監督の新作『どうしようもない』がトロント国際映画祭で国際観客賞を受賞した。
映画『どうしようもない』が先日閉幕した第50回トロント国際映画祭で、今年新設された国際観客賞を受賞した。
今年新設されたこの賞は、カナダとアメリカを除く国際映画の中で観客の投票を経て最も人気のある作品に授与される。オスカー投票を前に、観客が最も好きな作品を選定するという点で特別な意味がある。
受賞の知らせにパク・チャンウク監督は「公式上映の際に現場で観客の熱い反応を直接見て聞いたので、受賞の知らせに驚かなかった。観客の皆さんは、望む瞬間ごとに望む反応を示してくださった。トロントの観客の皆さんは世界最高の観客だった。すべての関係者の皆さんとボランティアの方々に心から感謝申し上げます」と述べた。
『どうしようもない』は「すべてが達成された」と感じるほど人生に満足していた会社員マンス(イ・ビョンホン)が突然解雇された後、妻と二人の子供を守るため、苦労して手に入れた家を守るため、再就職に向けた自分自身の戦争を準備しながら繰り広げられる物語を描いている。
[ヤン・ソヨン スタートゥデイ記者]