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‘84平方メートル’監督「暗い主人公、カン・ハヌルのポジティブなイメージで和らげる」

HAN Hyunjung
入力 : 
2025-07-14 12:00:54
カン・ハヌル。カン・ヨングク記者
カン・ハヌル。カン・ヨングク記者

キム・テジュン監督は、カン・ハヌルが演じた主人公の「ヨンゴル族」ウソンについて「この時代の青年の肖像のような人物」と評した。

キム監督は14日午前、アンバサダーソウルプルマンホテルで行われたNetflix映画「84平方メートル」の制作発表会で「ウソンはこの時代の青年の肖像のような姿であってほしかった。今の青年たちが持っている現実的な姿や欲望などを投影したかった」と説明した。

続けて「サウソンが置かれた状況が非常に厳しいため、過度に暗い人物になってしまうのではないかと心配になった。だからこのキャラクターは必ずカン・ハヌルさんが演じるべきだった」と述べ、「俳優特有のポジティブなイメージが加われば、単なる暗い人物ではなく、切ないキャラクターに生まれ変わることができるのではないかと思った」と強調した。

「84平方メートル」は、84平方メートルのアパートでマイホームを手に入れた「ヨンゴル族」ウソン(カン・ハヌル)が、正体不明の階下の騒音に悩まされながら繰り広げられる予測不可能なスリラーだ。国民的な84平方メートルのアパートを背景に、階下の騒音を巡る人物間のサスペンスを描いている。

カン・ハヌルは「本当に切ない。とても一生懸命に生きている青年で、住宅担保ローン、退職金、ワンルームの保証金、母の土地、魂まで絞り取ってアパートを買った。しかしアパートに入居した後は、理由のわからない階下の騒音のせいでストレスを受け、次第に衰弱していく」と紹介した。

さらに「通常、シナリオは読む人々を理解させるために書かれていることが多い。監督が書いた脚本は、まるで演出するために書かれたコンテブックのような感じだった。脚本を見た瞬間、監督のスタイルがどのようなものかが描かれた。座ったまま全部読みました」と愛情を示した。

カン・ハヌルの他にも、イム・ヘラン、ソ・ヒョヌなどが出演する。18日に全世界公開。

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