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傑作の誕生秘話、『ボレロ:不滅の旋律』[MKムービー]

HAN Hyunjung
入力 : 
2025-04-30 07:30:00
傑作の隠された物語、『ボレロ:不滅の旋律』
傑作の隠された物語、『ボレロ:不滅の旋律』

作曲家モーリス・ラヴェルの代表作、『ボレロ』の誕生秘話を描いたフランスのクラシックドラマに出会う。それが『ボレロ:不滅の旋律』である。

1928年、パリが狂乱の時代を生きていた頃、ダンサー「イダ・ルビンシュタイン」は「モーリス・ラヴェル」に自身のバレエ音楽を依頼する。インスピレーションが湧かずに悩んでいたラヴェルは、自身の歩んできた道を振り返る。ローマ賞の受賞失敗や戦争が残した傷、母の死、そして彼のミューズ「ミシア・セール」に抱いていた叶わぬ愛など。ラヴェルはついに世界を魅了する傑作『ボレロ』を創造する。永遠に記憶される不滅の旋律『ボレロ』、誰も知らなかったその隠された物語が展開される。

モーリス・ラヴェル生誕150周年を迎え公開される本作は、傑作『ボレロ』を生み出した天才作曲家「モーリス・ラヴェル」の作曲の旅を繊細に照らし出す。当時のパリの芸術とロマンを精巧かつ美しく再現した感覚的ビジュアルが特に魅力的である。

20世紀初頭、クロード・ドビュッシーと共に印象派音楽を牽引したモーリス・ラヴェルの代表作『ボレロ』は、1928年の初演以来、1994年までフランス音楽著作権協会で世界の著作権収益1位を記録するほどの人気を誇り、現在でも世界中で平均15分ごとに演奏されている。

ガブリエル・ココ・シャネルの人生と愛を描いた映画『ココ・シャネル』を手掛けたアンヌ・フォンテーヌ監督が演出を担当し、ラファエル・ペルソナージュ、ドリア・ティリエ、ジャンヌ・バリバ、エマニュエル・ドボスなど、セザール賞ノミネート歴を多数持つフランスの俳優たちが演技アンサンブルを披露する。

メガフォンは前作と同様に、今回も卓越した目で映画的快感を最大限に引き出す。ラヴェルの音楽的苦悩とルビンシュタインの情熱を交差させ、深い感動を与え、魅惑的な演奏シーンを通じて視覚的にも深い印象を残す。

映画は先に第53回ロッテルダム国際映画祭、第42回イスタンブール映画祭、第46回モスクワ国際映画祭、第32回カメリマジュ国際映画祭、第20回ヨーロピアン映画祭など、海外の著名映画祭に公式招待されたことがある。

今月30日公開。12歳以上観覧可。ランニングタイム121分。

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