
俳優チェ・ヒョヌクがプロ野球の試合での始球式の過程で不必要な速球により安全問題に巻き込まれ、始球者として登場した子供の母親が直接意見を述べた。
始球者の子供の母親Aさんは、11日に関連する始球式の動画が投稿されたSNSの投稿に「この日始球をした子供の母親です」と自らを明かし、「安全に進行されるという信頼で行ったのですが、今見ると驚きますね」とコメントを残した。
今回の論争は、9日に仁川SSGランダースフィールドで行われた準プレーオフの試合で発生した。チェ・ヒョヌクはサングラスをかけたままマウンドに上がり力強くボールを投げたが、不安定な制球によりボールが横に大きく逸れた。
そのため、ボールは始球を準備していた子供の頭上に速く向かい、大きな事故につながるところだった。これを見た観客たちはため息をついた。
その後、始球式に対する批判が高まると、チェ・ヒョヌクは10日にファンとのコミュニケーションプラットフォームを通じて「昨日の始球式は本当に緊張してボールが逸れました。始球者の友達とご両親に連絡が取れれば謝罪します。子供が立っているときは近くからゆっくり投げるべきだったのですが、そのことを考えられませんでした。本当に申し訳ありません」と頭を下げた。
チェ・ヒョヌクは俳優になる前、高校1年生まで野球選手として活動していた。中学3年生の2017年には水原北中学校野球部の捕手として活躍し、第47回大統領杯全国中学野球大会でチームの優勝を導いた。
昨年3月、tvNドラマ「その男は黒い竜」を終えたチェ・ヒョヌクは、次回作としてNetflixシリーズ「マン・クッ・ジュル・ソニ」を発表する予定である。
[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]