
放送人パク・スホンの実兄夫婦の横領疑惑控訴審6回目の公判が再開される。
ソウル高等法院第7刑事部は17日、特定経済犯罪加重処罰に関する法律(横領)違反の疑いで起訴されたパク・スホンの実兄パク氏と義姉イ氏に対する控訴審6回目の公判を行う。
当初は先月20日に開かれる予定だったが、延期された。
パク・スホンの実兄夫婦は、2011年から2021年まで弟のマネジメントを専任し、エンターテインメント会社ラエルとメディア分の会社の資金およびパク・スホンの個人資金など約62億ウォンを横領した疑いを受けている。
検察はこれに対し、パク・スホンの実兄に対しては懲役7年を、義姉には懲役3年を求刑したが、1審裁判所は会社資金20億ウォンの横領疑惑のみ有罪と認定し、実兄パク氏に懲役2年を言い渡した。義姉イ氏には無罪を言い渡した。これに両者が控訴した。
パク・スホンは法廷に証人として出席し、「無知だったことも間違いだが、蓋を開けてみると死にたいほど惨めだった。とても辛いが、正すために立ち上がった」と述べ、「家賃保証金を払うお金がなく、保険まで解約した。自分の口座を見たら3380万ウォンが残っていた」と苦痛を訴えた。
また、控訴審公判に証人として出席しても「1審判決を見て横領が脱税のためのものであることに限定され、個人横領が無罪になるなどの結果に嘆き、悔しさを感じた」と述べ、「非常に悔しかったのは、売上100%を私が出したことだ。他の所属事務所に行くこともできたが、家族だから信頼し、愛していた。所属事務所の争いが多いところで、誰よりも信じられる兄弟だったので感謝していた。私のために生きていると言っており、絶対的な信頼を持っていたので疑わなかった」と苦しみを吐露した。
さらに「実兄夫婦から『あなたのための資産運用』という言葉を聞いた」とし、「共同経営が解消されるまで私の名前での不動産はなかった。すべてが彼らが50%分け合った不動産だけだ。一人の犠牲を担保に他の人々が利益を得ることは、家族であっても絶対にあってはならないことだ。このようなことが再び起こらないようにしなければならない」と怒りを表した。
パク・スホンは2021年に23歳年下のキム・ダイエ氏と婚姻届を提出し、翌年に結婚式を挙げた。昨年10月には娘ジェイちゃんを出産した。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]