
50万人の登録者を持つユーチューバー、パンシュク(本名:キム・ミンソク)がストーキングなどの容疑で懲役刑を宣告され、法廷拘束された。
大邱地方裁判所刑事12部(部長判事:チョン・ハングン)は、25日にストーキング犯罪の処罰に関する法律違反などの容疑で起訴されたユーチューバー、パンシュクに対する宣告期日を開き、懲役10ヶ月を宣告した。また、ストーキング治療プログラムと性暴力治療プログラム各40時間の受講も命じた。パンシュクは法廷拘束された。
パンシュクは自らを公益追求の「保安官」と主張し、私的制裁を行う動画を公開してきた。その後、被害者A氏をストーキングし、被害者B氏の性的羞恥心を引き起こす可能性のある写真を同意なしに3000人以上が視聴中のユーチューブの生放送に公開した容疑で裁判にかけられた。
裁判所は「我々の社会には越えてはいけない線がある。しかし、事件の各犯罪は私的制裁または私的復讐としてその限界を越えた」とし、「犯行当時、実名が露出し、インターネットコミュニティに個人情報を追跡したり、被害者を中傷する文章が多数投稿されており、被害の程度が非常に重大であると見なされる」と判示した。
また、パンシュクが過去にストーキングと類似の犯罪で既に罰金刑を宣告されていた点を指摘し、「前科があるにもかかわらず、さらに刺激的で暴力的な方法で犯罪を犯した」とも述べた。
以前、パンシュクはユーチューブを通じて他人に対する虚偽の事実を流布した容疑などで懲役2年の執行猶予3年、警察官である被害者に不満を抱き放送で侮辱した容疑で懲役6ヶ月の執行猶予2年を宣告されたことがある。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]