
3回目の飲酒運転で裁判にかけられた俳優パク・サンミンが控訴審でも懲役刑の執行猶予を言い渡された。
水原地裁刑事控訴1-2部(イ・ホンスク・キム・ジョングン・チョン・チャングン部長判事)は16日、道路交通法違反の疑いで起訴されたパク氏に対し、原審と同じ懲役6ヶ月、執行猶予2年を言い渡した。被告人と検察の控訴をすべて棄却し、「事情の変更がなく、原審の刑量が適正である」と判示した。
パク・サンミンは昨年5月19日午前8時頃、酔った状態で自分のトヨタ車を運転し、京畿道果川市の一帯を走っていたところ、ある路地で眠り込んでしまった。これを不審に思った市民の通報で現場に出動した警察により発覚した。当時の彼の血中アルコール濃度は0.163%、免許取消基準(0.08%)を大きく上回る数値だった。
特に、これまでに2回も飲酒運転の前科があった。1997年、ソウル江南で飲酒運転の接触事故を起こし警察に捕まり、2011年には免許停止基準で後輩の車を運転して再び取り締まりに引っかかった。
パク・サンミンは1990年に公開された映画「将軍の息子」でデビューし、青龍映画賞、大鐘賞映画祭の新人男優賞を受賞した。