健康上の理由で活動を中断していたグループフィフティフィフティのキナが、コンディションが正常レベルに回復した段階に入ったと知られている。
26日、毎日経済スタートゥデイの取材によると、キナは約80%の健康状態を回復したことが確認された。現在、十分な休息を取りながら病院での診療も受け、コンディション回復に専念している。
所属事務所アトラクトの関係者によると、今月末にキナの主治医とともに活動復帰について話し合う予定だ。現時点では、キナは次のアルバムを通じて活動再開を重視している。
所属事務所は先月、キナが過去の「テンパリング（契約満了前の事前接触）」疑惑で論争に巻き込まれたザギバースのアンソンイル代表との対質尋問後、健康悪化を訴えたと明らかにした。彼は嘔吐、幻聴、不眠、拒食などのさまざまな不快感を感じていたと知られている。
これに対し、所属事務所は「アンソンイルトラウマ」による結果だとし、精神的被害を指摘した。
フィフティフィフティは、昨年4月29日に第3ミニアルバム「デイ＆ナイト」でカムバックし、活動を開始した。しかし、キナは1週間後に健康上の理由で活動に参加しなかった。
キナは十分な休息と健康回復に集中し、新アルバムを通じてファンと挨拶する覚悟だ。チームも「デイ＆ナイト」活動が終了した中、タイトル曲「プーキー」が音源チャートで逆走し人気を集めている状況だ。この勢いを受けて、キナを中心にしたフィフティフィフティは次のアルバム作業に全力を注いでいるという噂がある。
所属事務所側は次のアルバムに収録される曲を集めていると知られている。
フィフティフィフティはキナ、ムンシャネル、イェウォン、ハナ、アテナの5人組ガールグループだ。2022年11月にデビューし、2023年2月に発売した初のシングル「キューピッド」でグローバルな人気を得た。この曲はアメリカのビルボード「ホット100」チャートに入った後、最高順位17位まで上昇し、前代未聞の記録を打ち立てた。中小企画会社出身のガールグループという点で、彼らの成果は大きく注目された。
しかし、この過程でプロデュース外注業者であったザギバースのアンソンイルプロデューサーのメンバーたちのテンパリング試み疑惑が浮上し、大きく揺らいだ。結局、当該事態により既存メンバー4人のうちキナを除く3人が脱退した。
現在、所属事務所アトラクトはアンソンイルプロデューサーと「キューピッド」著作権訴訟中だ。1審で裁判所はアトラクトがザギバースに対して提起した著作権確認訴訟で原告請求を棄却し、敗訴判決を下した。これに対しアトラクトは控訴し、「著作権持分無断登録行為などを徹底的に準備して次の裁判に臨む」との立場だ。
[ジスンフン スタートゥデイ記者]
