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「本の廃棄・SNSの投稿をすべて削除せよ」…ジェニー、実父を名乗る詐欺師に勝訴

KIM Soyoun
入力 : 
2025-06-18 13:39:17
ジェニー。写真| スタートゥデイ DB
ジェニー。写真| スタートゥデイ DB

BLACKPINKのジェニーが、実父を名乗る詐欺師A氏を相手に提起した出版物配布禁止訴訟で勝訴した。

18日、ウーマンセンスの報道によると、議政府地方裁判所高陽支部は5月9日に「A氏がジェニーの実父であるという主張は虚偽であると見るのが妥当である」と判決した。裁判所は被告A氏と出版社B社に対し、該当書籍の廃棄を命じ、A氏に対してカカオトークのプロフィール写真など個人SNSアカウントでジェニーに関連する内容を言及しないように命じた。

ジェニーの実父を名乗る論争は、A氏が出版したAI長編小説から始まった。A氏は該当書籍の表紙とプロローグにジェニーのロゴを載せ、さらにジェニーが自分の実の娘であるという主張も含まれていた。この内容はBLACKPINKのファンの間で「金持ちの家系」などの偽ニュースとして広がった。

これまで公式の場で実父について一度も言及したことがなかったジェニーは、偽ニュースの拡散を防ぐために昨年9月6日にOAエンターテインメントを通じて公式声明を発表し、法的対応を予告した。

OAエンターテインメントは昨年12月24日、実父を名乗るA氏と出版社B社を相手に「出版物配布禁止請求の訴え」を提起した。原告訴訟費用は2億ウォンであることが確認された。

裁判所は5月9日に「被告A氏が原告ジェニーの実父であるという主張を裏付ける資料は被告の主張以外にはない一方、原告ジェニーの家族関係証明書には父として被告A氏以外の他の人が記載されている事実は明らかに認められるため、被告A氏が原告ジェニーの実父であるという被告の主張は虚偽であると見るのが妥当である」と判決した。

裁判所はA氏に対し、カカオトークのプロフィール写真とステータスメッセージ、SNSに残した投稿をすべて削除するように判決した。また、「被告の行為は名誉や信用などの人格権を侵害する行為であり、実父の主張が含まれたプロローグ及び表紙を削除しなければ書籍を販売することはできず、既存の書籍もすべて廃棄せよ」という命令も下した。

裁判所は今回の事件が名誉権(人格権)に基づく請求であり、財産権請求とは異なると見なし、仮執行宣言を行わなかった。また、被告側に罰金を科さず、訴訟費用はA氏側が負担することとした。

以前、ジェニー側は昨年9月に所属事務所の公式SNSなどを通じて「最近、アーティストの父を名乗る虚偽の事実が含まれた違法製作出版物及び偽ニュースが継続的に流布されている」とし、「これは明らかな虚偽の事実であり、アーティストとは全く無関係であることを明言する」と述べていた。

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