
裁判所は、キム・セウィ(48)カロセロ研究所代表が所有するソウル・ソチョ区と江南区のアパートおよび支援口座に対して仮差押えの決定を下した。債権者は俳優キム・スヒョン(37)と所属事務所ゴールドメダリストである。
11日、キム・スヒョン側の法律代理人である法律事務所(有限)LKビアンパートナーズのバン・ソンフン弁護士は、毎日経済スタートゥデイに「カロセロ研究所側に対する仮差押えが認められた」と明らかにした。
続けて「進行中の仮差押えは合計2件」であり、「以前の記事に記載されたように、キム・セウィの個人不動産を仮差押えした債権者は所属事務所ゴールドメダリストである。また、カセヨンの支援口座に対しても仮差押えを行ったが、これはゴールドメダリストとキム・スヒョンが共に行ったものである」と説明した。
以前、この日マネートゥデイは、ソウル中央地裁が9日、キム代表名義のソウル・ソチョ区ソチョ・ビョクサンブルーミング専用120.27㎡と江南区アプグジョン洞ハンヤン4次専用208.65㎡に対する仮差押え申請を認めたと報じた。
ハンヤン4次アパートはキム代表と実姉の共同名義(持分50%)となっており、キム代表の所有持分に対してのみ仮差押えが設定された。請求金額は各20億ウォンずつ、合計40億ウォンである。
マネートゥデイは、ただしキム代表がこれらのアパートを担保に借りたお金が多いため、債権者側が強制執行を行っても請求金額全額を回収するのは難しいと報じた。
カセヨンとキム・スヒョン側は、昨年3月から故キム・セロンの死に関連して法廷闘争を繰り広げている。カセヨンはキム・スヒョンが未成年だった故人と不適切な関係を持ったと主張し、キム・スヒョンは記者会見を開いて「成人になってから1年間交際した」と反論した。
その後、キム・スヒョン側はキム・セロンの遺族とカセヨンを対象に刑事告訴と120億ウォン相当の損害賠償請求訴訟を提起した。それだけでなく、キム・セウィ代表をストーカー処罰法違反の疑いで追加告訴・告発した。
キム・セロンの遺族側はキム・スヒョンを児童福祉法違反と虚偽告訴の疑いで逆告訴した。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]