
俳優チョン・イル(38)が人気絶頂の中で「脳動脈瘤の診断を受けた」と告白する。
チョン・イルは8日夜放送されるTV朝鮮 ‘食客 ホ・ヨンマンの白飯紀行’にゲストとして出演し、漫画家ホ・ヨンマンと共に忠清北道の報恩に向かう。
チョン・イルはデビュー後、空白期間がないほど激しく生きてきた。彼は2006年のシットコム ‘止まらないハイキック’でデビューと同時にスターダムに上り、無名時代なしに20年間ずっと全盛期のような生活を送ってきた。国内はもちろん海外でも大きな人気を博した。
チョン・イルはこの日、ベトナム旅行中に飲んだビール一杯で突然広告モデルに抜擢されたエピソードをはじめ、6つの時代劇を撮影し「韓服界の皇太子」となった経緯を明かす。
特に誰よりも激しく生きていた彼に突然訪れた「試練」も告白する。多彩な演技スペクトラムを見せていた彼が27歳という若さで脳動脈瘤の診断を受けたこと。
チョン・イルは「生と死の境界で見つけたサンティアゴ巡礼路は、人生のもう一つの転機になった」と語り、巡礼路の最終日ミサの最中に涙が止まらなかったという悲しいエピソードも告白する。
さらにドラマ ‘夜食男女’のシェフ役のためにイ・ヨンボクシェフから包丁の使い方を学んだエピソードも公開する。
ホ・ヨンマンは彼に絶えず質問を投げかけ、料理の実力を検証する。チョン・イルは次々と寄せられる質問にスムーズに答え、ホ・ヨンマンを驚かせる一方で、謙虚さを失わない姿にホ・ヨンマンは「料理博士」と称賛を惜しまなかったという。
チョン・イルとホ・ヨンマンは報恩の町にある「肉に真心を込めて」というレストランを訪れ、旬の野菜がたっぷり入った肉ご飯を味わう。この店は10年以上の長い常連客が訪れるほど、報恩の人々が集まる場所で、好奇心を刺激する。
自ら収穫したズッキーニをたっぷり使った「ズッキーニチゲ」と報恩の山川を表現した「自然産きのこ鍋」なども公開される。