コメディアン、俳優として活動した後、記者に転職したイ・ジェポ（65）が詐欺容疑で罰金刑を言い渡された。
仁川地裁刑事16単独のパク・ジョンウン判事は、詐欺容疑で起訴されたイ・ジェポに罰金1000万ウォンを言い渡したと3日に明らかにした。
イ・ジェポは2020年11月22日、仁川の江華郡のあるペンションで知人A氏を騙して2000万ウォンを奪った容疑で起訴された。イ・ジェポは当時A氏に「コロナ19の影響で妻が運営する服屋が厳しい」と言い、「急いでお金が必要なので2000万ウォンを貸してほしい」と頼んだ。
しかし、捜査の結果、イ・ジェポはお金を借りた後、個人的な用途に使う計画だったことが明らかになった。お金を返す意志や能力もなかった。
裁判所は「被告の犯行の経緯や方法などを見たとき、罪質が良くなく、再犯期間にも自省せずに犯行を行った」とし、「自分の過ちを認めており、被害者側と合意した点、同種の犯罪で処罰された前歴がない点などを考慮した」と量刑理由を述べた。
イ・ジェポは1983年MBCコメディコンテスト出身で、コメディアン生活を経て俳優に転向し、「第4共和国」、「野人時代」などの人気ドラマに出演した。
2006年にジャーナリストに転向した彼は、2018年に情報通信網利用促進及び情報保護に関する法律違反（名誉毀損）容疑で起訴され、懲役1年6ヶ月を言い渡されて服役したこともあった。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]
