中堅俳優チェ・ジョンウが享年69歳でこの世を去った。
27日、所属事務所ブレスエンターテインメントによると、チェ・ジョンウはこの日未明に亡くなった。故人の具体的な死因はまだ明らかにされていない。
チェ・ジョンウは1975年に演劇『ある俳優の生涯』でデビューし、劇団シンシなどを経て演劇俳優および声優として活動した。1990年のソウル演劇祭で大賞を受賞し、1999年には東亜演劇賞演技賞を受賞し、演劇俳優としての地位を確立した。
ドラマ『神のクイズ』シリーズをはじめ、『検事プリンセス』、『華麗なる遺産』、『ドクター異邦人』、『私の娘セヨン』、『青い海の伝説』、『子供が五人』、『星星の嫁』、『騙されても夢の中』、映画『高地戦』、『魔女』、『脱出:プロジェクトサイレンス』などに出演した。
ホームドラマとスクリーンを行き来しながら、会長、父親、悪役、警察幹部など多様な役をこなした。
今年1月に終了したKBS2ドラマ『疑わしい彼女』とJTBCドラマ『オクシ夫人伝』でも活躍した。特に最高視聴率13.6%を記録した『オクシ夫人伝』では、主人公ク・ドクイ(イム・ジヨン)と対立するパク・ジュンギ役を務め、カリスマを発揮した。
今年デビュー50周年を迎えた故人の突然の訃報に、ネットユーザーたちは「最近もドラマで見たばかりなのに...心が痛い」「信じられない」「残念だ」「これまで素晴らしい演技を見せてくれてありがとう」「故人の冥福をお祈りします」などと哀悼の意を表した。
故人の葬儀場は金浦ウリ病院の葬儀場で、発葬は29日午前10時である。