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「64歳」トム・クルーズのフィナーレ…「ミッション:インポッシブル8、シリーズの頂点」[MK現場]

HAN Hyunjung
入力 : 
2025-05-08 14:33:38
トム・クルーズ。ユ・ヨンソク記者
トム・クルーズ。ユ・ヨンソク記者

ハリウッドスターのトム・クルーズ(64)は、自身の分身のようなシリーズ「ミッション:インポッシブル:ファイナルレコニング」を発表し、愛おしい気持ちと強い自信を見せた。

トム・クルーズは8日午後、ソウルの蚕室ロッテタワーで行われた「ミッション:インポッシブル:ファイナルレコニング」(以下「ミッション:インポッシブル8」)の記者会見で、「最初に制作の夢を注ぎ込んだシリーズが『ミッション:インポッシブル』で、そのシリーズがいつの間にか8作目になり、頂点に達してフィナーレが来た。その間、私も60代になった」と語った。

彼は「私にとって年齢は特別でもあり、特別でないこともある。常にチャレンジを楽しみ、目標を立ててそれに向かって走ってきた私は、前に進むために努力してきた。それが時が流れたということだ」と述べ、「その間に映画的スキルを磨き、さまざまなノウハウが生まれ、これを作品に反映させ、進化した技術に結びつけるために努力している」と説明した。

続けて「年を取ったからといって、個人的に欠点はないと思う。学び続け、次の段階に進むこと、それが私の人生のすべてだ。その成果を観客に見せ、分かち合うことが変わらぬ夢だ」と強調した。

さらに「結論は、より良くなることだけだ」とし、「今回の作品は特にスケールだけでなく、ストーリーテリングにおいてもすべての面でアップグレードするために全力を尽くした。過去30年間に作り上げたシリーズの頂点だと自信を持って言いたい」と自信を見せた。

トム・クルーズ。ユ・ヨンソク記者
トム・クルーズ。ユ・ヨンソク記者

「アクションの神」である彼は、今回の作品で空を飛ぶ飛行機の上に立って歩く「ウィングウォーキング」アクションもこなした。彼は「怖かった。本当に簡単ではなかった」と告白した。

彼は「この速度で飛行機から動けないと言った。息ができないと言った。風が強すぎて息ができなかった。それに合わせた訓練もして、呼吸の訓練もした。非常に多くの要求がある作業だった。難しいトレーニングもした」と述べ、「監督に一度翼に乗ってみて、実際に実験してみるように言った。実際に乗って、私は20分間コーチした」と伝えた。

また「車の中で顔を出すのも大変なのに、外に立ってそれを全体に耐えられるか心配だった。極端なアクションをたくさんするが、正直怖い。しかし、その感情は恐れではない。以前やったことを考えると、安全なものだけを求めてはいなかったのではないか」とし、「そういうことをたくさんやったので、すべてが安全に感じる」と冗談を言った。

ユ・ヨンソク記者
ユ・ヨンソク記者

一方、クルーズの今回の韓国訪問はなんと12回目だ。ハリウッドスターの中で圧倒的に最も多い。映画「インタビュー・ウィズ・ザ・バンパイア」(1994)で初めて来韓したことから、ずっと韓国のファンと直接会っている。

クルーズは「本当に美しい国、毎回感動を与えてくれる国、韓国」とし、「韓国の市民はいつも熱く歓迎してくれ、親しみを持って接してくれる。私の大切で愛する新作を持って再び訪れることができて嬉しく、光栄だ。多くの方々を楽しませる機会をいただき、感謝している」と愛情を見せた。

また「映画は私の夢、韓国に来ることも同じ」とし、「ずっと前から韓国に来ることが夢だった。それを実現し、もう12回目だなんて信じられない。現実なのかと思う。それだけ映画人生も長いという意味でもある。この作品は夢であり目標であり、私の人生のすべてであるので、再び韓国のファンと分かち合えることが誇らしい」と微笑んだ。そして「アメージングコリア!」と叫んだ。

この日の記者会見にはトム・クルーズのほか、クリストファー・マッカリー監督と俳優ヘイリー・アトウェル、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・タザン・デイビスが参加した。彼らは記者会見後、午後5時からロッテワールドアイスリンクで行われるレッドカーペットイベントに参加する。

「ミッション:インポッシブル:ファイナルレコニング」は、人類全体を脅かす危機に直面した「イーサン・ハント」(トム・クルーズ)とIMFチームが命を懸けてすべての選択が向かう唯一のミッションに挑むアクションブロックバスターだ。

5月17日に公開される。

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