‘魔女’のパク・ジニョンは‘死の法則’を前に最後の変数に全てをかけた。
先日9日に放送されたチャンネルAの土日ドラマ‘魔女’第8話では、高校時代のミジョン(ノ・ジョンウィ)の視点から物語が始まり、全国視聴率3.1%、首都圏3.2%を記録し、自身の最高記録を更新した。
当時、ミジョンの視線の先にはドンジン(パク・ジニョン)がいた。ミジョンに心を告白したジョンファン(ペ・ユンギュ)が雷に打たれて亡くなった時、みんな集まって雑談をするだけで、誰も本当に悲しんでいなかった。その時、ミジョンは彼のために黙祷するドンジンを見て、哀悼する人が一人でもいることに安堵した。
考えてみれば、その時期ドンジンとの接点はなかったが、目がよく合ったような気がした。学校の隅のベンチで一人で昼食を食べている時も、遠足の日に一人で時間を過ごしている時も、遠くにいたので顔はよく見えなかったが、自分を見つめているドンジンと一瞬目が合った。ベンチの庇の寄付者の名前を見て、彼が誰なのかを知ったミジョンは、毎日その名前を見ながらお弁当を食べた。いつも明るく、友達の間で笑っている彼を見ていると、まるでテレビを見ているかのように楽しかったので、卒業する前に一度は話しかけてみたかった。
しかし、それが最後だった。自分のせいで男子生徒がまた一人亡くなったため、ミジョンは学校を去った。雪がたくさん降っていた日、一人で運動場を抜け出したミジョンは、その時も誰かが教室の窓から自分を見ているような気がした。遠くからしか見ていなかったドンジンの顔をしっかり見たのは、ダウン(クォン・ハンソル)が置いていったミドン高の卒業アルバムだった。長い間目が合っていたような瞬間の感覚が、パズルのようにその顔に合わさった。その後、10年が過ぎ、漢江の橋の上で身を投げたドンジンを再び見た。
‘死の法則’を避けて橋の上から飛び降りたドンジンは、最後のパズルをはめることに専念した。ミジョンを少しでも愛していた人たちは皆怪我をしたり亡くなったが、逆にミジョンが愛していた人はどうだったのか疑問が湧いた。それを掘り下げる過程で‘ミジョンの心’が変数であることに気づいた。
その証拠は彼女の初恋、イクジョン(ジュ・ジョンヒョク)だった。彼はミジョンと10メートル以内で10分以上一緒に過ごし、10回以上の会話を交わし、ミジョンに告白までした。‘死の法則’のすべての条件を満たしていたが、何の事故もなく今まで生きていた。過去にスズメバチに刺された事故は、実は癲癇をコンプレックスと考える彼のためにミジョンが嘘で包み込んでいたものだった。ミジョンの感情こそが‘死の法則’を破る決定的な変数だった。
ドンジンはミジョンに告白したことも覚えておらず、さらには大学時代にミジョンが‘魔女’という噂を広めたイクジョンに「パク・ミジョンの変数を持つ資格がない」と怒った。しかし「君は資格があると思うか?」という彼の反問に胸がドキリとした。それでもここで止まるなら、自分もミジョンを苦しめた人たちと変わらない。ミジョンが愛する人だけが法則を破ることができるので、方法は一つだけ。ミジョンがドンジンを愛してくれることだけだ。
その一つの可能性に全てをかけたドンジンは、どこかへ出発する準備をした。その前に、ミジョンの屋上に立ち寄り、ヘルメットを脱いで初めて‘イ・ドンジン’として彼女の前に立った。そして「君が間違って起こったことではない。今、君がやりたいことをしてもいい。大丈夫だよ」と、長い間心に抱いていた本心を伝えた。10回を超えないように指を折りながら数えていたことも無駄になったが、‘死の法則’が再び自分を襲っても、ミジョンにどうしても言いたかった言葉だった。
また一度10回を超えたドンジンに危機がすぐに訪れた。火花が飛び散る変圧器、脅威的に通り過ぎる車両など、パターンは単純で全て予想された状況だった。ドンジンはそれを順番に避けながら前に進んだ。しかしその瞬間、彼に向かって急速に突進する車両が現れた。最後の変数に運命を託したドンジンは、今回も‘死の法則’を無事に乗り越えられるのか、緊張感が最高潮に達したエンディングだった。