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[MKイシュー] MBCでもない故オヨアンナの勤怠報告書流出...誰が?

KIM Soyoun
入力 : 
2025-03-06 14:09:47
故オヨアンナ。写真| オヨアンナ SNS
故オヨアンナ。写真| オヨアンナ SNS

MBC側は、オンライン上に流出したMBC気象キャスター故オヨアンナの勤怠報告書の作成と流出について、すべて公式に否定した。文書には内部の人物でなければ知り得ない詳細な内容が含まれているため、誰がどのような目的で流出させたのかに関心が集まっている。

先月22日、オンラインコミュニティやSNSなどで「故オヨアンナ放送事故、遅刻履歴書」というタイトルの文書が広まった。この文書には、2022年1月26日から翌年1月12日まで、故人がTV番組「ニューストゥデイ」や「12ニュース」、ラジオ番組「世界を開く朝」などで合計9回の遅刻または無断欠勤をした履歴が記載されている。

この文書には、チーム長の報告から放送を代理する先輩気象キャスターの緊急出勤待機、通話接続、気象チームスタッフの自宅訪問などのタイムラインが分単位で作成されている。内部の人物でなければ知り得ない内容が含まれているため、文書が公開されると一部では「内部流出ではないか」という疑惑が浮上した。

しかし、MBC側によると、該当文書は内部で作成された文書でも、流出した文書でもなかった。5日、ソウル・汝矣島の国会で開催された第422回国会第1次科学技術情報放送通信委員会全体会議に証人資格で出席したパク・ゴンシクMBC企画本部長は「私たちが把握したところによれば(該当文書が)会社から流出したことはない。会社で作成されたかどうかも確認されていない」と明らかにした。

続けて「(MBCで該当文書が流出したという)疑惑があることは承知している」とし、「社員たちに問い合わせた。その方々が正直であるという前提のもと、現在まで確認したところ、会社で作成または流出したことはない」と再度MBC内部から流出したものでないことを強調した。

このような中、該当文書の流出状況とともに流出理由に対して多くのネットユーザーの疑念が表明されている。該当文書のタイトルが「故オヨアンナ放送事故、遅刻履歴書」という点から、故人が死亡後に作成された文書であることが推測される。また、MBCの自主調査結果、内部で作成されたことすら確認されていない文書であれば、社内で公式に作成された文書でもない。さまざまな状況を総合すると、誰かが故人の死亡後にMBC内部情報を取得して該当文書を作成し、この文書が何らかの経路で流出したと考えられる。

一部のネットユーザーは「意図的に資料を流出させたのか」、「資料流出の意図は故人に責任を負わせるということか」、「勤怠を外部で誰でも知ることができたのか」、「この勤怠も職場内のいじめと関連がなかったのか確認する必要がある」、「故人の勤怠が今の論争と何の関係があるのか」、「どれほど辛かったらそうなったのかと思わせる文書だった」、「勤怠問題は会社の次元で懲戒すべきことであり、職場内のいじめが正当化される問題ではない」といった指摘をしている。

これに加え「この時点でわざわざ公開した意図は何かを見なければならない」、「世論をひっくり返そうとしているのか」、「誰が意図的に流したのか確認しなければならない」、「文書を流出させた犯人は誰か」といった流出した人を探すべきだという意見も出ている。

一方、故人の遺族は昨年12月、ソウル中央地裁に職場内でいじめを行ったと見られる職場の同僚気象キャスターA氏を相手に民事訴訟を提起した。A氏側は裁判所に何の意見書も提出していないとされている。これにより原告側は先月27日、無弁論判決宣告期日指定請求書を提出し、裁判所は今月27日に判決期日を定めた。

[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]

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