ソウル・ソンパ区のロッテシネマワールドタワーで開催された映画「全力疾走」VIP試写会で、ストレイキッズのリノが登場すると、現場の雰囲気がざわめいた。
5日、フォトタイムでリノが披露したスタイリングは、単なる衣装を超えて一つのオーラを完成させた。
リノのポイントは間違いなくヘアだった。ブラックとターコイズが微妙に混ざったヘアカラーは、照明によって不思議に見え、彼の冷たくシックな眼差しと絶妙な調和を成していた。





前髪を軽く下ろし自然な質感を生かしながらも、全体的には艶のあるテクスチャーを維持し「都会的で鋭いアーティストのイメージ」を強調した。
上半身はミニマルだ。ホワイトTシャツの上にブラックジャケットを羽織り、無駄のないシルエットを作り出した。しかし、下半身では意外性が爆発する。
ゆったりとしたフィットのワイドデニムパンツは、レトロでありながらトレンディなムードを同時に提供した。ここにブラックレザーシューズで仕上げ、「クラシックと自由なスタイルのミックスマッチ」を完成させた。
リノのシグネチャーはやはり眼差しだ。ステージ上のカリスマとは異なり、試写会の現場では落ち着きながらも強烈なフォースを発散した。正面を見つめる瞬間、ファンがよく言う「息をのむビジュアル」が現実に具現化された。
ハートと指のポーズを取る時でさえ、シャープな顔立ちとシックなムードが生き生きとしており、それ自体がフォトブックを思わせるものだった。
リノは過去にバックアップダンサー出身で、ダンスを通じて成長してきた自分だけの道を歩んできた。彼は「ダンスは最も自信を持って自分を表現できる手段だ」と明かした。今回の試写会も彼のダンサー出身らしい抑制された動きと余裕が表れたステージだった。
[キム・スンヘ MKスポーツ記者]