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「フリーダそのもの」キム・ヒオラ、圧倒的な演技+カリスマの完全体

Son Jina
入力 : 
2025-06-19 15:10:42

女優キム・ヒオラがミュージカル「フリーダ」で華やかに帰ってきた。

キム・ヒオラは18日、ソウルNOLユニプレス1館で行われたミュージカル「フリーダ」の初公演で、アーティスト「フリーダ・カーロ」の火花のような人生を独自の演技力と爆発的な歌唱力で完璧に描き出し、観客から熱い拍手を受けた。

ミュージカル「フリーダ」は、不慮の事故の後、生涯苦痛の中で生きながらも、それを芸術に昇華させ、人生の歓喜を失わなかった「フリーダ・カーロ」の最後の生涯を額縁形式で解き明かすショーミュージカルである。暗闇に堂々と立ち向かう情熱的なアーティスト、フリーダ・カーロの最後の瞬間を独創的な形式で捉え、彼女が残した「VIVA LA VIDA!」というメッセージを通じて、苦痛の中で見出す人生への情熱と癒しのメッセージを伝える作品である。

女優キム・ヒオラがミュージカル「フリーダ」で華やかに帰ってきた。写真 = グラムエンターテインメント
女優キム・ヒオラがミュージカル「フリーダ」で華やかに帰ってきた。写真 = グラムエンターテインメント

前シーズンに続き、2年ぶりに再び舞台に戻ったキム・ヒオラは、苦痛と情熱が交差するフリーダの物語をより深まった演技力で立体的に表現した。インタビューショー形式で展開される舞台で、キム・ヒオラは流麗なディクションと堅固な声量、そして劇全体を支配する集中力で舞台を圧倒した。110分間休むことなく続く劇の中でも、喜怒哀楽を細やかに捉えた演技スペクトラムと強烈な感情でフリーダの波乱に満ちた人生をそのまま観客に伝えた。

特に幼少期の交通事故、夫ディエゴとの離婚と再婚、流産など、フリーダの傷深い人生をキム・ヒオラは芸術に昇華された演技で切々と解き明かした。後半には現代舞踊を連想させる強烈な独舞を通じて舞台の没入度を最大化し、観客との即興的なアドリブは小さな笑いを、身体で吐き出すような悲しみのナンバーは観客の目を潤ませた。

キム・ヒオラは平日昼の公演にもかかわらず、客席を満席にし、作品性と興行性の両方を証明した。一瞬たりとも視線を外せない舞台、苦痛の中でも歓喜を失わなかったフリーダの人生を完璧に具現化したキム・ヒオラの華麗な帰還は深い感動を与えた。

初公演を終えたキム・ヒオラは「2年ぶりに尊敬する人物『フリーダ』として舞台に再び立てることだけで光栄です」と述べ、「フリーダの人生を演じることで私自身も多くの動力と勇気をもらったので、今回はその勇気を観客の皆さんに返したいと思いました。傷を芸術と愛で表現するフリーダのように、観客の皆さんもそれぞれの方法で十分に輝いていることを感じていただければ嬉しいです」と感謝の意を表した。

一方、キム・ヒオラの圧倒的な舞台を楽しめるミュージカル「フリーダ」は、9月7日までソウルNOLユニプレス1館で上演される。

[ソン・ジナ MKスポーツ記者]

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